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タランティーノ監督の『キル・ビル』が、Vol.1とVol.2をつないだ1本の映画として映画館に戻ってきます。邦題は『キル・ビル ザ・ホール・ブラッディー・アフェア』。
ニュースを見て「で、ただの2本続けての上映と何が違うの?」と引っかかった人向けに、配給のギャガと映画メディアが出している数字だけで、Vol.1・Vol.2・完全版を横に並べてみました。
この記事で分かること
・完全版がいつから、何分で、何歳から見られるのか
・Vol.1とVol.2の合計249分から、どこが増えてどこが変わったのか
・配信やBlu-rayの話は出ているのか(2026年10月17日(土)時点)
・完全版がいつから、何分で、何歳から見られるのか
・Vol.1とVol.2の合計249分から、どこが増えてどこが変わったのか
・配信やBlu-rayの話は出ているのか(2026年10月17日(土)時点)
キル・ビル完全版はいつから?2027年1月22日(金)から2週間だけ
まず日程です。配給のギャガが2026年10月16日(金)に発表した内容はこうなっています。| 作品名 | キル・ビル ザ・ホール・ブラッディー・アフェア(原題:Kill Bill: The Whole Bloody Affair) |
| 公開日 | 2027年1月22日(金) |
| 上映期間 | 2週間限定 |
| 上映館 | TOHOシネマズ 日比谷ほか全国 |
| 上映時間 | 275分(15分のインターミッション込み) |
| 映倫区分 | R18+(18歳未満は観覧禁止) |
| 配給 | ギャガ |
気になるのは「TOHOシネマズ 日比谷ほか」の「ほか」の中身です。2026年10月17日(土)の時点で、全国の上映館の一覧は公表されていません。作品の公式サイトも、調べた範囲では見つけられませんでした。 福井に住んでいる身としては、この「ほか」に地方の映画館がどれだけ入るかがいちばん気になるところです。全国公開で2週間限定という組み合わせは、地方だと「気づいたら終わっていた」になりやすいので、上映館の一覧が出たら早めに確かめておくのがよさそうです。◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢
— 映画配給 ギャガ株式会社 (@gagamovie) 2026年10月16日
『キル・ビル』新生。
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タランティーノが本来描きたかった『キル・ビル』へ─
新たな未公開アニメーションシーンも追加し
20余年の時を経て甦る!
『キル・ビル ザ・ホール・ブラッディー・アフェア』
..(Fri)より週間限定 全国公開 pic.twitter.com/WLxNGl9zgc
キル・ビルの完全版とVol.1とVol.2の違いを表で並べてみた
ここがこの記事の本題です。Vol.1とVol.2は、日本では半年ずらして公開されていました。| キル・ビル(Vol.1) | キル・ビル Vol.2 | 完全版 | |
|---|---|---|---|
| 日本公開日 | 2003年10月25日 | 2004年4月24日 | 2027年1月22日(金) |
| 上映時間 | 113分 | 136分 | 275分(休憩15分込み) |
| 映倫区分 | R15+(当時の表記はR-15) | 大手映画サイトに表記なし | R18+ |
| 日本の配給 | ギャガ・ヒューマックス共同配給 | ギャガ・ヒューマックス共同配給 | ギャガ |
Vol.2の映倫区分は、映画.comとファッションプレスの作品ページに表記がなく、この記事では確かめきれませんでした。今回の発表文では「R15+からR18+に引き上げ」と書かれています。
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2本の続けての上映と何が違う?色と音とアニメの3つ
「2本を休憩はさんで流すだけでは」と思った人もいるかもしれません。ギャガの発表では、単なる2作品の連続上映ではないとはっきり書かれていて、変わったところとして挙がっているのは次の点です。- 全編にわたる色調の調整
- 音楽・音響の変更
- 使用カットの再構成
- プロダクション I.Gによる、これまで一度も公開されていない新しいアニメーション・シークエンス
なぜ1本にしたの?ミラマックスの判断で2本に分かれていた
そもそもなぜ2本に分かれていたのか。発表文によると、『キル・ビル』は最初から1本の映画として作られていたのに、当時の製作・配給会社ミラマックスの意向で2部作として公開された、という経緯があります。 タランティーノ監督本人も、アメリカでの公開が決まったときに「私はこれを1本の映画として書き、監督しました」とコメントしています(映画.com 2025年10月3日の記事より)。 ここで並べて気づいたのが、アメリカでは2025年12月5日にすでに公開されていることです。日本の公開は2027年1月22日(金)なので、アメリカから1年以上あとの上陸になります。日本ではVol.1とVol.2で合わせて興行収入25億円を超えたと発表されている作品なので、待っていた人は多そうです。日本の読者に刺さる要素も健在です。発表された予告編には、栗山千明さんが演じたGOGO夕張も登場します。ザ・ブライドのあの黄色いジャンプスーツは、ユマ・サーマンさん本人が「着たくなかった」と後に明かしたことでも話題になりました(Numero TOKYO 2022年2月6日)。
R18+になったのはなぜ?4時間35分をどう過ごすか
R15+からR18+に上がった理由について、配給の発表文は「過激なアクションシーンが期待される」という書き方にとどまっていて、どの場面が理由で上がったのかは公表されていません。 足されたのが未公開のアニメと、カットの組み直しなので、そのあたりが関わっているのかもしれませんが、ここは考察です。はっきりしているのは、18歳未満は見られないということ。Vol.1をR15+で見られた年齢の人でも、今回は18歳になっていないと劇場に入れません。 そしてもうひとつの壁が4時間35分という長さです。 ここからは少し個人的な話をさせてください。うちは9歳・5歳・3歳の子どもが3人いる家です。その目線で「映画1本で4時間35分」という数字を見ると、作品の中身より先に、時間のやりくりの話になると感じます。上映時間がこれで、そこに映画館までの行き帰りが乗って、さらに予告編の時間もある。半日まるごと空ける必要がある映画です。 子育て中の家だと、半日を自分のためだけに確保するのは、チケットを取るより難しいことが多いと感じます。しかも2週間限定なので、「また今度でいいか」が効きません。逆に言うと、15分の休憩をちゃんと入れてくれているのは、長丁場を前提にした作りだという安心材料にもなります。 20年以上前に2本で出た映画が、1本になって、しかも休憩付きで戻ってくる。映画館で「休憩」という言葉を見る機会は今ほとんどないので、それだけでも少し特別な上映だと感じます。行ける人は、上映館が出た時点で日付を決めてしまうのがいちばん確実だと思います。完全版の配信やBlu-rayは?いま見られるのはVol.1とVol.2
最後に、映画館に行けない人がいちばん気になるところです。 2026年10月17日(土)の時点で、完全版『ザ・ホール・ブラッディー・アフェア』の日本での配信やBlu-ray・DVDの発売は公表されていません。 いま手元で見られるのは、これまで出ているVol.1とVol.2です。楽天ブックスでは、Vol.1とVol.2それぞれの4Kリマスター版(Ultra HD Blu-ray+Blu-ray)が出ています。完全版を見に行く前に2本を見直しておくと、「どこが削られて、どこが足されたのか」に気づきやすくなりそうです。 同じように、昔の映画がリマスターで映画館に戻ってくる話は、太陽を盗んだ男の4Kリマスターの違いを調べた記事でもまとめています。まとめ
・公開は2027年1月22日(金)から2週間限定、TOHOシネマズ 日比谷ほか
・275分(休憩15分込み)で、本編はVol.1とVol.2の合計より11分長い計算
・色調、音楽・音響、カットの組み直しに、プロダクション I.Gの未公開アニメを追加
・映倫区分はR18+。18歳未満は見られない
・全国の上映館と、配信やBlu-rayは2026年10月17日(土)時点で未発表
上映館の一覧や前売り券の情報が出たら、この記事に書き足していきます。
・公開は2027年1月22日(金)から2週間限定、TOHOシネマズ 日比谷ほか
・275分(休憩15分込み)で、本編はVol.1とVol.2の合計より11分長い計算
・色調、音楽・音響、カットの組み直しに、プロダクション I.Gの未公開アニメを追加
・映倫区分はR18+。18歳未満は見られない
・全国の上映館と、配信やBlu-rayは2026年10月17日(土)時点で未発表
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