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映画ドラえもん2027の舞台はロンドンのどこ?19世紀の実在スポットを並べてみた

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アニメ
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【2026年9月15日 追記】公開日が2027年3月5日(金)に決まり、特報映像が公開されました。ここから下の本文は2026年8月18日に書いた内容をそのまま残しています。発表の中身は記事の最後の追記にまとめました。
2027年春に公開される『映画ドラえもん のび太の蒸気時間車』。公式サイトが発表している舞台は「19世紀のイギリス・ロンドン」までで、ロンドンのどのあたりが出てくるのかは、2026年8月18日の時点でまだ公表されていません。 ただ、タイトルに「蒸気」と「時間」が入っている以上、当時のロンドンにあった蒸気機関まわりの場所時計にまつわる場所が候補になりそうですよね。そこで19世紀のロンドンに実在した建物や施設を、年号つきで一覧にしてみました。 公開まではまだ1年半。子どもと一緒に観に行く前に知っておくと、画面に映った瞬間「あ、これ調べたやつ!」となるはずです。
この記事で分かること
・公式が発表している舞台の情報はどこまでか
・19世紀ロンドンに実在した「蒸気」の名所と、その年号
・「時間」にまつわる場所と、世界の基準がロンドンにある理由
・どこが作品に出てきそうか(あくまで予想です)
19世紀ロンドンの街角。ガス灯と大きな時計、奥に蒸気機関車の煙

公式が出しているのは「19世紀のイギリス・ロンドン」まで

まず、今わかっていることを整理しておきますね。
項目公表されている内容
タイトル映画ドラえもん のび太の蒸気時間車
公開時期2027年春(日付は未発表)
位置づけシリーズ第46作・完全オリジナルストーリー
舞台19世紀のイギリス・ロンドン
監督森山瑠潮さん(映画シリーズ初参加)
脚本上田誠さん(劇団ヨーロッパ企画)
具体的な場所未発表
公式サイトのニュース欄まで確認しましたが、舞台として書かれているのは「19世紀のイギリス・ロンドン」という一文だけでした。駅の名前も、建物の名前も出てきません。公開ずみのスーパーティザー映像にも、場所を特定できるものは映っていませんでした。 つまりここから先は、まだ誰にも答えが出せないということですね。

「蒸気」で選ぶなら、候補はこの5つ

ここからが本題です。19世紀のロンドンで「蒸気といえばここ」という場所を、年号つきで並べてみました。
場所・できごとどこがすごいのか
1843年テムズトンネル開通船が行き交う川の下をくぐる、世界初のトンネル。1869年からは蒸気機関車が通った
1851年水晶宮(ロンドン万国博覧会)ハイドパークに建った鉄とガラスの巨大建築。約9万2000平方メートル
1854年パディントン駅ブルネル設計。当時世界最大だった駅の屋根
1863年世界初の地下鉄が開業パディントン〜ファリンドン間。地下を蒸気機関車が走った
1894年タワーブリッジ開通石炭でお湯を沸かし、その蒸気の力で橋を持ち上げていた
いちばん作品に近そうなのは、やっぱり1863年1月10日に開業した世界初の地下鉄だと思うんです。パディントンからファリンドンまでの3マイルちょっとを、電車ではなく蒸気機関車が引っぱって走っていたんですよ。ロンドン交通博物館の記録では、開業初日だけで3万人が乗っています。 トンネルの中が煙でもうもうだったそうで、想像するとなかなかの光景ですよね。 タワーブリッジも見逃せません。1894年6月30日に開通したあの跳ね橋は、1976年まで蒸気の力で持ち上げられていました。ボイラーを24時間交代で焚き続けていたそうです。
水晶宮は万博のあと1854年にシデナムへ移築され、1936年11月30日の火災で焼け落ちました。今は建物そのものは残っていません。

「時間」のほうは、ビッグ・ベンとグリニッジ

タイトルのもう半分、「時間」で探すと行き先はぐっと絞られます。
場所・できごと内容
1833年グリニッジ天文台のタイムボール屋根の赤い球が毎日13時に落ちる。世界でも最古の部類の公共時報
1859年ビッグ・ベン(大時計と鐘)大時計が5月31日に動き出し、鐘の音は7月11日に初めて響いた
1884年国際子午線会議グリニッジが世界の経度0度に決定。25か国41名が参加
ビッグ・ベンについては、イギリス議会の公式サイトに日付まで残っていました。大時計が動き出したのが1859年5月31日、鐘の音が初めて鳴ったのが同じ年の7月11日です。塔(現在のエリザベス・タワー)の高さは96メートルあります。 グリニッジ天文台のほうは、屋根の上の赤い球がおもしろいんです。1833年から毎日13時ちょうどに落ちていて、これが今も続いています。テムズ川に停まった船が、この球を見て時計を合わせていたそうですよ。 そして1884年、ワシントンで開かれた国際子午線会議で、グリニッジが世界の経度0度に決まりました。投票は22対1だったとのこと。世界の時間の基準がロンドンにある理由そのものが、19世紀に決まっているわけですね。
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年号を並べて分かったこと、どこが出そうか予想してみた

調べていていちばん手が止まったのが、パディントン駅の屋根は、水晶宮を見たブルネルが影響を受けて設計したという話でした。しかも施工した会社(フォックス・ヘンダーソン社)まで同じなんです。 万博の建物と、駅の屋根が、鉄とガラスで一本につながっている。「蒸気」と「万博」が別々の話じゃなかったのは、正直ちょっと鳥肌が立ちました。 ここから先はあくまで私の予想です。公式は舞台以外まだ何も出していませんので、そのつもりで読んでくださいね。
  • 本命:世界初の地下鉄(1863年)とパディントン駅。蒸気機関車が主役なら外しにくい
  • 対抗:水晶宮(1851年)。絵として派手で、子どもが観ても一目で分かる
  • 大穴:グリニッジ天文台。「時間」を扱う以上、経度0度の話は避けて通れない
脚本の上田誠さんは、時間をあつかったお話をずっと書いてきた方です。そちらの側から中身を読む記事はドラえもんの蒸気時間車はリメイク?にまとめてあるので、場所の話と合わせて読むと立体的になると思います。
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ここから個人的な話をさせてください

うちには9歳・5歳・3歳の子どもがいまして、春のドラえもんは毎年「観に行く・行かない」でひと騒動になる行事なんです。 正直に言うと、私はこれまで下調べをしてから映画館へ行くタイプではありませんでした。上の子が小さかったころは、座席に座って静かにしていてくれたらそれで満点、くらいの感覚だったので。予習も何もなかったです。 ただ今回、年号をひとつずつ確かめる作業をやってみて、考えが変わりました。1843年のトンネル、1851年の万博、1854年の駅、1859年の大時計、1863年の地下鉄。たった20年ちょっとの間に、これだけのものが同じ街に立て続けに生まれているんですよ。ここまで詰まっているとは思っていませんでした。 これ、子どもに向かって「昔のロンドンってすごかったんやよ」と言っても、たぶん一ミリも伝わらないと思うんです。でも「この地下鉄な、電車やなくて蒸気機関車が走っとったんやって」なら、5歳でも食いつく気がします。真ん中の子が乗り物好きで、機関車の絵本を何回も持ってくるので余計にそう思いました。 蒸気機関車がタイムマシンになるという設定を最初に見たとき、いちばんに浮かんだのがその子の顔だったんですよね。公開は1年半先で、そのころには5歳の子が7歳になっています。たぶん私よりくわしくなっているだろうな、と今から思っています。 あと、福井から映画館まで出るのはそれなりの用事なので、行くなら1回で元を取りたいというケチな気持ちも正直あります。同じ1回でも、予習して行けば中身は濃くなるはずですし。 映画の予習という意味では、金曜ロードショー8月28日の8番出口のほうも同じ気持ちで調べてまとめました。あちらは子ども向けではないので、大人がひとりで観る用ですけども。
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まとめ

『映画ドラえもん のび太の蒸気時間車』の舞台について、調べて分かったことをまとめます。
・公式が発表している舞台は「19世紀のイギリス・ロンドン」まで。具体的な場所は未発表
・「蒸気」の候補=テムズトンネル(1843年)/水晶宮(1851年)/パディントン駅(1854年)/世界初の地下鉄(1863年)/タワーブリッジ(1894年)
・「時間」の候補=グリニッジ天文台のタイムボール(1833年)/ビッグ・ベン(1859年)/国際子午線会議(1884年)
・どこが出るかはあくまで予想。公式の続報が出たら追記します
場所の名前がひとつでも公式から出たら、この一覧と照らし合わせてまた追記していきますね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【追記 2026年9月15日】特報が公開!ロンドンの場所の名前はまだ出ていません

2026年9月15日、『映画ドラえもん のび太の蒸気時間車』の公開日が2027年3月5日(金)に決まり、特報映像とティザービジュアルが公開されました。

報道で説明されている特報の中身は、歴史を感じさせる当時のイギリスの街並みと、19世紀の衣装を着たドラえもんとのび太たち、それに光る線路を走る蒸気時間車までです。ロンドンのどの建物かを名指しした説明は、発表の文にはありませんでした。

ティザービジュアルは、蒸気時間車をバックにドラえもんとのび太が並ぶ、モノクロの色調の1枚です。この記事で並べた「蒸気」と「時間」の候補のどれが出てくるかは、次の予告が出てからの答え合わせになります。

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