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金曜ロードショー8月28日の8番出口はゲームを知らなくても大丈夫!よる9時ノーカット

アニメ
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2026年8月28日(金)の金曜ロードショーは、映画『8番出口』です。日本テレビから8月8日の朝に発表がありました。 先に答えだけ書きます。放送はよる9時00分から10時54分まで、本編ノーカットの地上波初放送です。そして原作のゲームを知らないまま見ても、まったく問題ありません。 というのも、この作品の原作は470円のインディーゲームなんです。ゲームが原作の映画が金曜ロードショーで流れるというのは、それだけでも珍しいことでして。しかも8月の金曜ロードショーは3週続けてジブリでしたから、そこにこれが来る。並びを見た瞬間に「今月これだけ毛色が違うな」と思って調べ始めました。
蛍光灯が並ぶ無機質な白い地下通路のイラスト。壁は白いタイル、天井に案内板、奥に曲がり角。人物は描かない
この記事で分かること
・8月28日の放送時間と、本編ノーカットの意味
・原作の『8番出口』というゲームがどんなものか(ゲームを触ったことがない人向け)
・ゲームを知らないまま見ても大丈夫な3つの理由
・3週続いたジブリの次にこの作品が来た並びの意味
なお、この記事に映画の結末は書きません。放送前ですし、この作品はいちばんの楽しみが「何が起きるか分からないまま歩かされること」なので、そこは伏せたまま進めます。
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金曜ロードショー8月28日の8番出口はよる9時から本編ノーカット

まず、公式に発表されている放送の情報からです。金曜ロードショーの公式サイトにある作品ページに、はっきり書いてありました。
項目内容
放送日2026年8月28日(金)
放送時間よる9時00分〜10時54分
放送局日本テレビ系『金曜ロードショー』
放送形式本編ノーカット・地上波初放送
音声字幕/二ヶ国語
製作年2025年(日本映画)
ここ、地味に大事なので書いておきます。放送時間は公式サイトの「ラインナップ」一覧には載っていません。一覧ページに出ているのは作品名と日付だけで、時間まで書いてあるのは作品ごとの個別ページのほうでした。私も最初に一覧を開いて「時間が書いてないな」となったので、同じところでつまずく方がいるかもしれません。 そして発表にあわせて、主演の二宮和也さんと川村元気監督からコメントが出ています。
まさかテレビにまで迷い込んでしまうとは、、、この【ある種】の迷宮は何処まで続いていたのかと驚くばかりです。
引用:二宮和也さん 地上波初放送に寄せたコメント(2026年8月8日発表)
川村元気監督のほうは、この映画をゲームと映画の境界線があいまいな新しい娯楽として作ったと説明したうえで、金曜ロードショーではテレビとゲームと映画の境界線が溶けていく体験を楽しんでほしい、と書いています。 この2つの言葉、けっこう芯を食っていますよね。地下通路をぐるぐる回るゲームがあって、それが映画になって、今度はテレビに入ってくる。作品の中身と、作品が置かれる場所の移り変わりが、同じ「ループ」の形をしている。狙ってこの言い方をしているなら、うまいなあと思いました。
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原作の8番出口は、たったひとりで作られた470円のゲームです

ここからが本題です。「8番出口って何?」という方に向けて、まずゲームの話をさせてください。 『8番出口』は、KOTAKE CREATEというインディーゲームクリエイターがたったひとりで制作したゲームです。2023年11月29日にSteam(パソコン向けのゲーム販売サイト)で配信が始まり、その後Nintendo Switch版が2024年4月17日に出ています。 そして値段が470円。ゲームソフトというと数千円のイメージがありますが、これはワンコインで買えます。それが累計販売本数200万本超まで伸びました。

ゲームのルールは案内板に4行書いてあるだけ

このゲーム、やることがほとんどありません。プレイヤーは地下鉄の地下通路をひたすら歩くだけです。 そのかわり通路の壁に「ご案内」が貼ってあって、守るべきことが4つ書かれています。
8番出口 ご案内
・異変を見逃さないこと
・異変を見つけたら、すぐに引き返すこと
・異変が見つからなかったら、引き返さないこと
・8番出口から、外に出ること
これだけです。読むのに30秒もかかりません。 やることは、同じような地下通路を歩きながら「さっきと何か違うところはないか」を目で探すこと。違っていたら(=異変があったら)引き返す。違っていなかったらそのまま進む。判断が合っていれば通路の番号が0番、1番、2番と増えていって、8番までたどり着けば出口です。間違えると0番に戻されます。 言ってしまえば間違い探しなんですよ。ただ、その間違い探しを、蛍光灯だけの薄暗い地下通路で、ひとりで、何度も繰り返させられる。それが妙に怖い、というのがこのゲームの正体です。

プレイ時間は15分から60分

Steamのストアページには、想定プレイ時間が15分から60分と書かれています。映画1本より短いくらいですね。 遊べる機械もSteamだけではありません。Nintendo Switch、Switch 2、PS4、PS5、Xbox、Meta Quest、それにスマートフォンでも配信されています。おうちにSwitchがあるご家庭なら、放送までに触ってみることも一応できるということです。
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ゲームを知らないまま見ても大丈夫な3つの理由

さて、いちばん気になるところだと思います。結論から言うと、ゲームを一度も触ったことがなくても、そのまま見て大丈夫です。理由を3つ挙げます。 1つめ。ルールが劇中で説明されるから。さきほどの4行は、映画の中にもそのまま出てきます。公式のあらすじにも、主人公が壁の「ご案内」を見つける場面として書かれています。つまり、主人公と同じタイミングで観客もルールを知る作りなんですね。予習が要る映画ではありません。 2つめ。映画には、ゲームには無い物語が足してあるから。ゲームのほうは主人公に名前も設定もなく、ただ歩くだけです。ところが映画には、元恋人からの電話や、電車の中で赤ちゃんが泣いている場面といった、ゲームには存在しない導入が付いています。登場人物の呼び名も「迷う男」「歩く男」「ある女」と、名前ではなく役割で書かれている。ゲームの空っぽな箱に人間の事情を入れて95分にした、という作り方です。 3つめ。映倫の区分がGだから。ここは調べていていちばん意外でした。ホラー寄りに語られることの多い作品なのに、映倫区分はG(年齢制限なし)なんです。血が出るとか、直接的に痛い場面で怖がらせるタイプではない、ということの裏付けになると思います。
じゃあ子どもと一緒に見ても平気なの? 映倫の区分はGなので、制度のうえでは何歳でも見られます。ただ不気味さでじわじわ来るタイプの怖さなので、そこはお子さんの性格次第だと思います。うちも9歳・5歳・3歳の3人いますが、暗いところと変な音が苦手な子は本当に苦手なので、こういうのは区分の記号より本人の顔を見て決めるのが早いです。よる9時からなので、下の子はどのみち寝ている時間かもしれませんね。

ゲームと映画で、何がどう変わったのか

ここまでの話を表で整理しておきます。ゲーム側はSteamのストアページから、映画側は金曜ロードショー公式と映画データベースから取りました。
ゲーム『8番出口』映画『8番出口』
作った人KOTAKE CREATE(ひとり)監督・脚本 川村元気
出た年2023年11月(Steam版)2025年8月29日 公開
長さ15〜60分(想定プレイ時間)95分
値段・記録470円/累計200万本超興行収入51.7億円
主人公名前も設定も無い「迷う男」(二宮和也)
他の登場人物すれ違うおじさんのみ歩く男・ある女・少年・歩く女
物語ほぼ無い元恋人からの電話など、映画独自の導入あり
こうして並べると、同じ名前で呼ばれているのにほとんど別物だと分かります。ゲームは「体験」で、映画は「物語」なんですね。 ここから少し個人的な話をさせてください。この記事を書くのにゲームの販売ページから公式サイト、日本アカデミー賞の受賞記録まで順に開いていったんですが、途中で「あれ、これ全然ゲームの映画化じゃないな」と手が止まりました。ゲームの映画化って、ふつうはキャラクターがいて、そのキャラを俳優さんが演じますよね。ところが『8番出口』の原作には、キャラクターが1人もいないんです。名前も顔も無い。あるのは地下通路と4つのルールだけ。 その状態から映画を1本作るというのは、材料でいうと小麦粉と水しかない状態でパンを焼くみたいな話で。だから公式サイトにも「あのゲームをどうやって映画に」と誰もが疑問に思った、という書き方がされているんだと思います。私は逆に、材料が少ないほうが作り手の色が出るよなあと思いました。うちで子どもと粘土をやっていても、道具をたくさん出した日より、丸めるだけの日のほうが妙なものが生まれたりするんですよね。全然関係ない話ですけど、調べながらずっとそんなことを考えていました。

3週続いたジブリの次に8番出口が来る並びについて

8月の金曜ロードショーの並びを見てください。
放送日作品公式の打ち出し
8月7日(金)借りぐらしのアリエッティ3週連続 夏はジブリ!!
8月14日(金)風の谷のナウシカ同上(ノーカット)
8月21日(金)となりのトトロ同上(ノーカット)
8月28日(金)8番出口本編ノーカット 地上波初放送
日本テレビは7月17日のお知らせで、8月7日・14日・21日の3本を「家族で見たい!3週連続夏はジブリ!!」という言い方で告知していました。つまり「3週連続」の数え方に8月28日は入っていないんです。ジブリの流れはここで一度終わって、翌週から別のものが始まる、という組み方になっています。 同じ枠で3週やわらかいものが続いたあとに、地下通路をひとりで歩く映画が来る。この落差はなかなかのものだと思います。ナウシカのほうについては風の谷のナウシカ原作の結末は映画とどこが違うのかを別で書きました。あちらは映画のずっと先まで物語が続いている作品で、こちらは物語がほとんど無いところから作られた作品。同じ8月の同じ枠でこれだけ両極端なものが並ぶ月も珍しいですよね。 この枠の「地上波初放送」でいうと、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの映画が地上波初放送になったときも同じ言い方で告知されていました。劇場で当たった作品を1年前後で持ってくる流れが、はっきりあります。『8番出口』の公開が2025年8月29日で、今回の放送が2026年8月28日。公開からちょうど1年後の、ほぼ同じ日なんですね。意図してこの日に置いたかどうかは公表されていませんが、並べたときにきれいすぎて二度見しました。
2026年8月のカレンダーのイラスト。7日・14日・21日に葉っぱのマーク、28日だけ地下通路の案内板マークで、28日だ
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おじさん役の河内大和さんは日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しています

この映画でもう1人、必ず話題になるのが「歩く男」です。劇中で「おじさん」と呼ばれる、主人公が地下通路で何度もすれ違うスーツ姿の男性ですね。 演じているのは河内大和さん。ここも調べていて驚いたところなんですが、金曜ロードショー公式の紹介によると、河内大和さんは本作が初めての長編映画出演でした。そのうえで第49回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しています。作品としても、同じ回で編集賞を受賞しました。 初めての長編映画で、セリフのほとんど無い役で、賞を取る。なかなか無い経歴だと思います。河内大和さんについてはドラマ『VIVANT』のワニズ外務大臣役のことも含めて、河内大和さんが映画『8番出口』で怪演したおじさん役のほうに詳しくまとめてあります。放送日に「このおじさん誰?」と思った方は、そちらも見てみてください。 キャストとスタッフも公式発表から拾っておきます。
役/担当名前
迷う男二宮和也
歩く男(おじさん)河内大和
ある女小松菜奈
少年浅沼成
歩く女花瀬琴音
原作KOTAKE CREATE「8番出口」
監督・脚本川村元気
脚本平瀬謙太朗
脚本協力二宮和也
音楽Yasutaka Nakata(CAPSULE)/網守将平
表を作っていて「おっ」となったのが下から3行目です。二宮和也さんは主演であると同時に「脚本協力」としても名前が載っています。出演者が脚本にも関わっている作品なんですね。ちなみに監督の川村元気さんは『君の名は。』『怪物』などのプロデューサーとして知られる方で、2022年の初監督作『百花』でサン・セバスチャン国際映画祭の最優秀監督賞を受賞しています。

114分の枠に95分の映画。ノーカットの中身を計算してみました

ここは完全に私の趣味の話です。数字を並べたら面白かったので置いておきます。 映画『8番出口』の上映時間は95分。そして今回の放送枠は、よる9時00分から10時54分の114分です。引き算すると差は19分。この19分が、コマーシャルと番組の冒頭・終わりの案内に充てられる計算になります。 金曜ロードショーは2時間枠が基本なので、2時間を超える映画のときは枠を広げたり、それでも入りきらないときはカットが入ったりします。今回は95分という短めの映画なので、余裕をもってノーカットが成立している、というわけですね。「本編ノーカット」と大きく打ち出せる背景には、こういう単純な引き算があります。 もうひとつ、この長さはゲームのプレイ時間との対比でも面白いところです。ゲームは想定15〜60分、映画は95分、放送枠は114分。同じ地下通路が、器を移るたびに少しずつ長くなっている。こういうのを並べるのが好きなので、つい計算してしまいました。
横棒グラフのイラスト3本。上から「ゲーム 15〜60分」「映画 95分」「放送枠 114分」の順に棒が長くなる図。日本語
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放送日までにやっておくと楽しめること、そして放送後の予想

最後に、8月28日までにできることを書いておきます。あわせて放送後に何が起きそうかの予想も置いておきますが、これはあくまで私の予想なので、そのつもりで読んでください。 まずは「ゲームを触るか、触らないか」を決めることです。これ、どちらでも良いと思っています。触っておくと「ああ、この案内板ね」と分かって入りやすい。触らずに行くと、主人公と同じ気持ちで通路に放り込まれる。470円なので気軽に試せる金額ではありますが、初見の感覚を取っておきたい方はあえて触らないほうが得です。おうちにSwitchがあるご家庭なら、お子さんのほうが先に知っている可能性もありますね。 次に、放送中はスマホを置いておくことをおすすめします。この作品は画面の中の小さな違いを探す作りなので、手元を見ていると単純に見落とします。ながら見といちばん相性が悪いタイプです。 そして予想です。放送の夜、SNSは「今の異変どこ?」「分からんかった」の実況で埋まると思っています。理由は単純で、この作品が視聴者に「探させる」構造だからです。ジブリの放送日にみんなが同じセリフを打ち込むのと同じ現象が、今回は「異変の場所」で起きるはずです。家族で見ていると、たぶん誰かひとりだけ先に気づいて騒ぐ。うちみたいに子どもがいる家だと間違い探しは大人より子どものほうが強かったりするので、それはそれで面白い夜になりそうです。 もうひとつ予想を置くと、放送後に原作ゲームの売り上げがまた動くのではないかと思っています。映画公開の直前に累計200万本を超えたという発表がありましたが、今回はそこまで届いていなかった層、つまりゲームをふだん買わない世帯にまで届く放送です。470円というのは、テレビを見た勢いで買える金額なんですよね。数字が出たら追いかけたいところです。
なお、8月28日の放送に関する追加の情報(放送前の特別企画、番組内の告知、放送時間の変更など)は、この記事を書いている2026年8月8日の時点では公式から発表されていません。金曜ロードショーは放送が近づくと公式サイトとXで情報を出してくるので、新しい発表があればこの記事にも追記していきます。

まとめ:金曜ロードショー8月28日の8番出口はここを押さえれば大丈夫

この記事で分かったことをまとめます。
  • 放送は2026年8月28日(金)よる9時00分〜10時54分、日本テレビ系『金曜ロードショー』
  • 本編ノーカット・地上波初放送。字幕と二ヶ国語にも対応
  • 原作はKOTAKE CREATEさんがひとりで作った470円のインディーゲーム。累計200万本超
  • ゲームのルールは案内板の4行だけ。異変を見つけたら引き返す、それだけ
  • ゲームを知らないまま見て大丈夫。ルールは劇中で説明され、映画にはゲームに無い物語が足してある
  • 映倫区分はG。ただし不気味さでじわじわ来るタイプなので、小さいお子さんは様子を見て
  • 8月の金曜ロードショーは7日・14日・21日が「3週連続 夏はジブリ」。28日だけがその外側
  • おじさん役の河内大和さんは、この映画で第49回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞
調べ始めたときは、正直「ゲームが原作の映画がテレビで流れるのか」くらいの気持ちだったんです。ところが原作を調べたら、キャラクターも物語も無い470円のゲームだった。それが51.7億円の映画になって、日本アカデミー賞を取って、金曜ロードショーに来る。470円から始まったものが、金曜の夜9時の枠まで来たという話なんですよね。この流れを知ってから見るのと、知らずに見るのとでは、たぶん見え方が変わります。 8月28日のよる9時、地下通路の入口はテレビの中に開きます。新しい情報が出たら、また追記していきますね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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