2026年8月9日(日)のあさ8時30分から、テレビ朝日系列で『名探偵プリキュア!』の第28話が放送されます。サブタイトルは「謎の怪盗デッチ・アゲイン」。タイトルにいきなり知らない怪盗の名前が入っているので、放送を待たずに「デッチ・アゲインって誰?」「声優は?」と検索した方も多いのではないでしょうか。
この記事は放送前の8月9日の朝に書いています。つまり、まだ誰も答えを持っていない状態です。だからこそ、公式が出している情報だけを手がかりに、怪盗デッチ・アゲイン(デッチアゲイン)の声優が誰になりそうかを、これまでの配役の傾向から並べて考えてみました。予告状のあらすじ、名前のことば遊び、怪盗団ファントムの幹部の配役、ゲスト声優の呼ばれ方まで、調べられるところは全部調べています。よければ一緒に予想してみてください。
・第28話の放送日時と、関西地区だけ日程がずれる話
・デッチ・アゲインの声優が公表されているかどうか
・公式の予告あらすじに残された手がかり
・怪盗団ファントムの幹部4人と主要キャストの配役一覧
・どんな声の人が来そうか、3つのパターンで予想
- 名探偵プリキュア!第28話「謎の怪盗デッチ・アゲイン」はいつ放送されるのでしょうか
- 怪盗デッチ・アゲインの声優は、放送前の時点では公表されていません
- 公式の予告あらすじに残された手がかりを読み込んでみました
- 名前の「デッチ・アゲイン」から読み取れることを整理しました
- 声優を予想するために、これまでの配役を全部並べてみました
- どんな声の人が来そうか、ゲスト声優の呼ばれ方から予想しました
- 放送前の今、どこまで情報が出ているのかを調べてみました
- 【放送後の追記】怪盗デッチ・アゲインの声優は天﨑滉平さんでした
- 天﨑滉平さんはどんな声優なのか、代表作を並べてみました
- まとめ:怪盗デッチ・アゲインの声優と正体で分かっていること
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名探偵プリキュア!第28話「謎の怪盗デッチ・アゲイン」はいつ放送されるのでしょうか
まず、いちばん基本のところから整理しておきますね。声優の話に入る前に、放送日そのものにちょっとややこしい事情があるので、そこを先にお伝えしておきたいのです。
放送は2026年8月9日の日曜あさ8時30分からです
『名探偵プリキュア!』は2026年2月1日にスタートした、朝日放送テレビ制作・東映アニメーション制作のシリーズ最新作です。放送はテレビ朝日系列の全24局で、毎週日曜のあさ8時30分から9時まで。鳥取県と島根県はBSS山陰放送で、毎週日曜のあさ6時15分からの放送になっています。
直前の第27話は「私、名探偵になりました。」というサブタイトルで、8月2日に放送されました。記憶を取りもどした帆羽くれあさんが、正式にキュアット探偵事務所の一員として迎え入れられる回でしたね。そこから1週間、いよいよ新しい怪盗の登場という流れになります。
関西地区だけ8月23日にずれるので気をつけてください
これは調べていていちばん驚いたところなのですが、制作局である朝日放送テレビの関西地区では、第28話が8月9日に放送されません。高校野球の中継が入るためで、朝日放送テレビの公式トピックス(2026年7月26日付)で告知されています。
| 話数 | 通常の放送日 | 関西地区の扱い |
|---|---|---|
| 第28話「謎の怪盗デッチ・アゲイン」 | 8月9日(日)8:30 | 8月23日(日)8:30〜9:00に移行 |
| 第29話 | 8月16日(日)8:30 | 8月25日(火)9:55〜10:25に移行 |
| 第30話 | 8月23日(日)8:30 | 8月26日(水)9:55〜10:25に移行 |
作っている局のエリアだけ2週間遅れる、というのはなかなか珍しい状況ですよね。ただし救いもあって、TVerでの見逃し配信は関西地区も含めて8月9日(日)9時からで、日程に変更はないと明記されています。配信は翌週日曜の23時59分まで。つまり関西の方でも、配信でなら8月9日のうちにデッチ・アゲインの声を聞くことができます。

怪盗デッチ・アゲインの声優は、放送前の時点では公表されていません
先に結論からお伝えします。怪盗デッチ・アゲインの声優は、公式には発表されていません。これは「情報が見つからなかった」という意味ではなく、公式サイトにも、公式YouTubeの予告にも、まだ載せられていないという意味です。
公式サイトのキャラクター紹介に、まだページが作られていません
東映アニメーションの公式サイトには、キャラクター紹介のページがあります。ここを一つずつ確認してみたのですが、8月9日の朝の時点で用意されているのは次のとおりでした。
- キュアアンサー/キュアミスティック/キュアエクレール/キュアアルカナ・シャドウ
- ジェット先輩
- 怪盗団ファントム=ニジー/アゲセーヌ/ゴウエモン/ウソノワール
- まことみらい市の人々
ここにデッチ・アゲインのページはありません。逆に言うと、怪盗団ファントムのメンバーは4人とも、きちんと個別ページが用意されていて、そこに「CV:◯◯」という形で声優名が書かれています。つまりこの作品は、怪盗のキャラクターについては公式サイトで声優をちゃんと出す方針ということですね。
第28話のあらすじページ自体がまだ公開されていません
公式サイトのエピソード一覧も見にいってみました。こちらも第27話までしか並んでおらず、第28話の詳しいあらすじやスタッフ表記は、放送前の時点ではまだ出ていない状態です。ということは、デッチ・アゲインの声優が公になるのは、放送の中のクレジット表記か、放送後に更新される公式サイトのどちらかが最速ということになります。
公式の予告あらすじに残された手がかりを読み込んでみました
声優が出ていないなら、次はどんな役柄なのかから攻めるしかありません。役柄が分かれば、声のタイプが絞れて、そこから配役の予想ができるからです。幸いなことに、公式YouTubeで8月1日に公開された予告動画に、あらすじの文章がついていました。
ロンドンからの留学生・ポールが、怪盗団ファントムから予告状が届いたと助けを求めてキュアット探偵事務所に駆け込んでくる。しかしその予告状は派手な見た目で、予告時間も妙に細かい、これまでにないものだった。
引用:『名探偵プリキュア!』公式YouTube 第28話予告(2026年8月1日公開)
「派手な見た目」「予告時間も妙に細かい」という一文が引っかかります
短い文章ですが、情報がぎっしり詰まっています。特に気になるのが、「これまでにないもの」という言い方です。これは「今までのファントムの予告状とは違う」と言っているのと同じですよね。
予告状というアイテム自体は、この作品にすでに登場しています。第11話では、宝生美術館のオーナーである宝生ちなみさんのもとに、キュアアルカナ・シャドウ(森亜るるかさん)から「星明かりのプリンセス」を盗むという予告状が届き、美術館が厳重な警備体制を敷きました。つまり視聴者はすでに「本物の予告状」を一度見ているわけです。そこで今回わざわざ「これまでにない」と説明を足しているということは、比較させたい意図があると読むのが自然だと思います。
| 比較する点 | これまでの予告状(第11話など) | 第28話の予告状 |
|---|---|---|
| 差出人 | 怪盗団ファントムのメンバー本人 | 「ファントムから届いた」とされている |
| 見た目 | 特に言及なし | 派手な見た目 |
| 予告時間 | 特に言及なし | 妙に細かい |
| 作中の評価 | ふつうに脅威として扱われる | 「これまでにないもの」と明示 |
個人的には、この「妙に細かい予告時間」がいちばん怪しいと思っています。本物の怪盗なら、時間を細かく指定するほど自分の首を絞めます。それでもあえて細かく書くのは、「本物っぽく見せたい」人が、本物らしさを盛りすぎたときの動きに見えるんですよね。名探偵ものとしては、とても分かりやすいひっかけです。
ロンドンからの留学生ポールという、もうひとつの引っかかり
依頼人が「ロンドンからの留学生」と設定されているのも、この作品では意味がありそうです。というのも、『名探偵プリキュア!』でロンドンという地名は何度も出てきているからです。
- キュアット探偵事務所にはロンドンの事務所があり、ジェット先輩はそこからまことみらい市にやってきました
- 森亜るるかさんは、物語開始の2年前にロンドンのキュアット探偵事務所に所属し、多くの事件を解決した天才探偵という設定です
- 第5話・第6話では、「ロンドンに留学したはずの妹」を探す依頼が物語の入口になっていました
ロンドンという単語が出てくるときは、だいたいキュアット探偵事務所そのものか、るるかさんの過去に関係しているのがこの作品の癖です。今回の留学生ポールさんも、ただの依頼人で終わらない気がしています。この読みが当たっているかどうかも、放送で答え合わせができますね。

名前の「デッチ・アゲイン」から読み取れることを整理しました
次は名前です。声優の予想に名前が関係あるの、と思われるかもしれませんが、この作品の場合はかなり関係があります。怪盗団ファントムのメンバーは、名前のつけ方に共通のルールがあるからです。
怪盗団ファントムの名前は全部ことば遊びでできています
公式サイトのキャラクター紹介と、これまでの放送内容から、名前を並べてみました。
| 名前 | 立場 | 名前から読み取れる元ネタ |
|---|---|---|
| ウソノワール | ボス | ウソ+ノワール(フランス語の黒) |
| ゴウエモン | 幹部 | 大泥棒として知られる石川五右衛門 |
| アゲセーヌ | 幹部 | 「アゲ」+セーヌ(パリを流れる川) |
| ニジー | 幹部 | 公式には説明なし |
| ハンニンダー | 怪物 | 犯人+ダー |
| デッチ・アゲイン | 第28話に登場 | 「でっち上げ」+アゲイン(again)と読めます |
こうして並べると、全員が「うそ」「盗み」に関係する言葉遊びでできているのが見えてきます。そのなかで「デッチ・アゲイン」=でっち上げは、かなりストレートですよね。でっち上げるというのは、ないものをあるように作りあげること。つまり名前の時点で「この怪盗、たぶん本物じゃないですよ」と言われているようなものです。
そのうえで「アゲイン(again)」という英語が乗っているのも面白いところで、「もう一度」「またやる」という意味が重なります。1回きりの登場ではなく、繰り返し出てくる存在なのかもしれません。あるいは「かつて誰かがやったことを、もう一度やっている」という読み方もできます。
「アゲ」という音がアゲセーヌと重なるのが気になります
ここは完全に個人的な引っかかりなのですが、書かずにいられませんでした。デッチ・アゲインの「アゲ」と、幹部アゲセーヌさんの「アゲ」が同じ音なんです。
アゲセーヌさんは、流行り物が好きなギャルの怪盗で、好きな言葉は「チョベリバ」。そして一人称が「アゲ」という、かなり特徴的なキャラクターです。さらに彼女は、メイクブラシを使って他人に変装するのが得意技。派手なものが好きで、変装ができて、名前に「アゲ」が入っている。「派手な見た目の予告状」を出した新しい怪盗と、共通点が多すぎるとは思いませんか。
もちろん、たまたま音が重なっただけという可能性は十分にあります。「でっち上げ」という言葉から自然に切り出したら「アゲ」が入るだけ、というのが冷静な見方です。ただ、名前で徹底的にことば遊びをしている作品なので、音の重なりを偶然だと切り捨てるのも早い気がしています。
声優を予想するために、これまでの配役を全部並べてみました
ここからが本題です。デッチ・アゲインの声優を予想するには、この作品がどういう配役をしてきたかを知るのがいちばんの近道だと思いました。そこで、公式サイトとこれまでの放送で明らかになっている配役を、まとめて表にしています。
怪盗団ファントムの配役はこうなっています
| キャラクター | 声優 | 役どころ |
|---|---|---|
| ウソノワール | 日野聡さん | ボス。華麗で優雅、劇的な盗みを美学とする |
| ニジー | 松岡禎丞さん | キザな青年。赤いバラを持ち、変装が得意 |
| アゲセーヌ | 大橋彩香さん | ギャル。メイクブラシで他人に変装する |
| ゴウエモン | 石川栄一さん | 屈強な男性。変装せず力ずくで奪う |
| キュアアルカナ・シャドウ/森亜るるか | 東山奈央さん | プリキュアでありながらファントムの新人幹部 |
| ハンニンダー | 武蔵真之介さん | マコトジュエルを黒く染めて召喚される怪物 |
プリキュア側と妖精側も、あわせて置いておきますね。デッチ・アゲインの声を聞いたときに「あれ、この声どこかで」と思ったら、まずここと照らし合わせてみてください。
| キャラクター | 声優 |
|---|---|
| 明智あんな/キュアアンサー | 千賀光莉さん |
| 小林みくる/キュアミスティック | 本渡楓さん |
| 帆羽くれあ/キュアエクレール | 長谷川育美さん |
| ジェット | 梶裕貴さん |
| ポチタン | 加藤英美里さん |
| シュシュタン | 礒部花凜さん |
| マシュタン | 羊宮妃那さん |
| シニアン | 折笠愛さん |
変装したときの声は「変装された人」側に別の声優がついています
ここが、この記事でいちばんお伝えしたかったところです。この作品では、幹部が誰かに変装しているとき、その変装した姿には別のゲスト声優が当てられています。
具体例を挙げますね。第1話に登場した「藤井ともか」さんという花嫁の友人は、実はニジーが変装した姿でした。でもこの藤井ともかさんには、松岡禎丞さんではなく別の声優さんがクレジットされています。第2話の「谷本晴恵」さんも、第8話の「花森もりお」さんも同じで、正体はニジーなのに、変装中の声はその人物としての声で演じられているんです。
逆に言えば、もし放送で聞いたデッチ・アゲインの声が大橋彩香さんや松岡禎丞さんの声にそっくりだった場合、それは制作側がわざと正体を早めに匂わせている、というサインになります。ここは、耳を澄ませて確認する価値のあるポイントだと思います。
どんな声の人が来そうか、ゲスト声優の呼ばれ方から予想しました
では、新しい声優さんが当てられるとしたら、どういう人でしょうか。ここも、これまでのゲスト起用を並べると傾向が見えてきます。
同じ声優さんが、何度も呼び戻されています
これも調べていて手が止まったところなのですが、この作品はゲスト声優をかなりの頻度で再登板させています。1話に出た人が5話にも出る、2話に出た人が13話にも出る、という具合です。毎回まっさらな新人を呼んでくるタイプの作品ではないんですね。
| 登場した話数 | 役どころの傾向 |
|---|---|
| 第1話と第5話 | 花嫁役と、依頼人の大学生役。どちらも同じ声優さん |
| 第1話と第2話 | カメラマン役と、公園のサラリーマン風の男性役 |
| 第1話と第9話 | 花嫁の友人役と、タレントのマネージャー役 |
| 第2話と第13話 | ギャル風の女子高生役と、少年役 |
ここから言えるのは、デッチ・アゲインの声も、すでにこの作品のどこかに出ている人が担当する可能性が低くないということです。1話しか出ない怪盗のために、まったく新しい人を用意するより、現場に馴染んでいる人に振るほうが自然ですよね。
3つのパターンに整理して予想してみました
ここまでの材料をぜんぶ乗せて、3つのパターンにまとめました。あくまで公式発表ではなく、筆者の予想ですので、そこだけご了承ください。
【パターン1】既存幹部の変装で、変装先に別のゲスト声優がつく
いちばん可能性が高いと思っているのがこれです。予告状が「これまでにない」ものである以上、本物のファントムではない線が濃い。そして変装トリックはこの作品の主軸なので、演出としても手慣れています。この場合の声は、ややコミカルで芝居がかった、少し胡散臭さのある声質になりそうです。舞台役者風の大げさなしゃべり方をする役を多く演じている人、と言い換えてもいいかもしれません。
【パターン2】怪盗団ファントムの新しい幹部として登場する
物語も後半に入りましたし、新幹部の投入はありえます。この場合は公式サイトにキャラクターページが作られ、CV表記もきちんと出るはずです。既存の4人が「キザな青年・ギャル・屈強な男性・ボス」で固まっているので、そこにいないタイプの声が選ばれるでしょう。低めの落ち着いた女性の声か、飄々とした中年男性の声あたりが空いています。
【パターン3】ファントムとは無関係の第三者が名乗っている
「でっち上げ」という名前を最大限まっすぐ受け取ると、これになります。ファントムの名前を勝手に使った便乗犯、という筋書きですね。この場合はゲスト扱いなので公式ページは作られず、エンドクレジットでしか名前が分からない可能性が高いです。声も、いかにも悪役という感じではなく、どこか憎めない声質になりそうな気がしています。
ちなみに、ファンの間で名前が挙がっている声優さんについても触れておきたいのですが、特定の方のお名前を「この人で決まり」という形で書くのは避けます。放送前で確定情報がない以上、実在の声優さんのお名前を断定的に並べるのは、その方に対して失礼になってしまうからです。ここでは「こういう声質のキャラクターを多く演じている人が来そう」という書き方に留めておきますね。
放送前の今、どこまで情報が出ているのかを調べてみました
ここから少しだけ、記事の本筋から外れた個人的な話をさせてください。今回この記事を書くにあたって、公式サイトのエピソード一覧、キャラクターページ、ニュース欄、朝日放送テレビのトピックス、公式YouTubeの予告と、ひととおり回ってみました。
それで分かったのは、公式が出している「デッチ・アゲイン」の情報は、予告動画のタイトルと、あの3行のあらすじだけだということです。キャラクターの絵すら、まだ表に出ていません。声優どころか、男性なのか女性なのかも公表されていないんです。ここまで何も出ていないキャラクターがサブタイトルになるというのは、それ自体がちょっと珍しいことだと思いました。
で、調べながらずっと考えていたのですが、これはたぶん狙ってやっているんですよね。この作品、第25話でキュアエクレールの正体を発表するまで、候補キャラクターを何人も出して「正体は誰!?」というキャンペーンを何週も回していました。演じていた長谷川育美さんご本人が、公式コメントで「共演者含め全員に秘密にしてください、と言われて頭が『????』でいっぱいになりました」と語っているくらいの徹底ぶりです。アフレコ現場でも正体を隠していたそうで、そこまでやるんだ、と読んでいて笑ってしまいました。
そういう作品なので、デッチ・アゲインについても、放送のギリギリまで何も出さないのは当然という気もします。むしろ、「情報が出ていないこと」自体が仕込みの一部なのかもしれません。名探偵ものを名乗る以上、視聴者にも推理させたいはずですし。
もうひとつ、細かいけれど面白いなと思ったのが、提供アナウンスの話です。東映アニメーションのニュース(2026年7月19日付)によると、第27話と第28話は、CM前後の提供アナウンスをキュアエクレールが担当しているそうです。地上波でしか聞けない、配信では流れない部分なんですね。第11話・第12話ではキュアアルカナ・シャドウが提供アナウンスを「ジャック」したという言い方をしていて、こういう遊びを毎回仕込んでくる作品なんだなと感心しました。
関西の方はその提供アナウンスを8月9日には聞けないわけで、そこはちょっと気の毒だなと思います。地方に住んでいると、こういう「全国のみんなが同じタイミングで見ている」からはずれることが、たまにあるんですよね。うちも地方なので、話題に乗り遅れる感覚は分かります。でも今はTVerがありますし、9時からすぐ配信されるなら、実質の遅れは30分。そう考えると、いい時代になったなと素直に思います。
最後にひとつだけ。予告のあらすじを何度も読み返していて、「助けを求めて駆け込んでくる」という書き方が引っかかりました。第4話でも、漫画家志望の青年が原稿をなくしてパニックになり、探偵事務所に駆け込みで依頼しにきています。この作品、依頼人が飛び込んでくる回は、だいたい依頼人自身に何か秘密があるパターンが多いんです。ポールさんも、ただ助けを求めに来ただけの人ではないかもしれません。ここは、外れてもいいから書いておきたかったところです。
放送が終わりましたので、正解をこのすぐ下に追記しました。
【放送後の追記】怪盗デッチ・アゲインの声優は天﨑滉平さんでした
放送が終わり、答えが出ましたので追記します。怪盗デッチ・アゲインの声優は、天﨑滉平(あまさき こうへい)さんでした。放送後に東映アニメーション公式サイトのキャラクター紹介にページが追加され、そこに「デッチ・アゲイン CV:天﨑滉平」と明記されています。
正体は既存幹部の変装ではなく、怪盗団ファントムの新メンバーでした
公式のキャラクター紹介に載っていたデッチ・アゲインの設定は、次のとおりです。
- ロンドンから来た、怪盗団ファントムの新たな一員
- 時間と空間を超える能力を持っている
- モノクルを使うことで、マコトジュエルを取り出すことができる
- 舞台の演出家を気取っている
- ウソノワールとは「デッチ」「ウソッチ」と呼び合う仲らしい
つまり、既存の幹部が変装した姿でもなければ、名前を勝手に借りた便乗犯でもなく、新しく加わった怪盗本人だったということですね。ちゃんと個別ページが作られたので、これから何度も出てくるキャラクターということでもあります。
変装していたのは、依頼人の留学生ポールさんのほうでした
公式のあらすじによると、事務所に駆け込んできたロンドンからの留学生・ポールさんが持っていた予告状には、「本日、6時12分38秒に人形をいただく」と書かれていました。ねらわれたのは、ポールさんの家に代々伝わるビスク・ドールです。6時にはエアコンの修理と、家具、パソコンの配送が来る予定になっていたので、あんなさんたちはその3人をマークして待ちます。
ところが3人にあやしい様子はなく、予告時間が迫ってきます。焦るくれあさんは、森亜るるかさんに教わった「基本に立ち返る」という言葉を思い出し、ポールさんに予告状が届いた経緯をたずねました。ポールさんの答えは「窓から飛び込んできた」。けれど部屋はマンションの高層階で、窓は開かないようになっていたのです。ここでウソが割れて、ポールさんが変装を解き、デッチ・アゲインと名乗る青年の姿をあらわしました。
デッチは空間移動の力で人形をうばい、さらにパソコンショップの店員に変装していたるるかさんも姿をあらわします。人形はハンニンダーに変えられ、アルカナ・シャドウはキュアエクレールをねらってきました。「なぜファントムにいるの?」という問いかけに返ってきたのは「あなたをたおすため」という言葉。エクレールは「きらめきタイム」を発動させてアルカナ・シャドウを退け、ハンニンダーの浄化に成功しています。
この記事の予想は、当たったところと外れたところがありました
| この記事で書いた予想 | 結果 | 実際はどうだったか |
|---|---|---|
| 【パターン1】既存幹部の変装で、変装先に別のゲスト声優がつく | 外れ | 幹部の変装ではありませんでした。逆に、デッチ本人が依頼人ポールさんに変装していました |
| 【パターン2】怪盗団ファントムの新しい幹部として登場する | 当たり | 「怪盗団ファントムの新たな一員」として、公式ページとCV表記が追加されました |
| 【パターン3】ファントムとは無関係の第三者が名乗っている | 外れ | 便乗犯ではなく、ファントム本人でした |
| 声は舞台役者風の、芝居がかったタイプが来そう | 当たり | 公式の紹介文が「舞台の演出家を気取っている」でした |
| 留学生ポールさんは、ただの依頼人で終わらない気がします | 当たり | ポールさん自身がデッチ・アゲインの変装でした |
| 「アゲ」の音が幹部アゲセーヌさんと重なるのが気になります | 外れ | アゲセーヌさんとの関係はなく、近いのはウソノワールのほうでした |
| ロンドンという言葉が出てくるときは意味がある | 当たり | デッチ・アゲイン自身が、ロンドンから来た設定でした |
いちばん可能性が高いと書いた【パターン1】が、はっきり外れました。予告状が「これまでにないもの」だから本物のファントムではない、と読んだのですが、実際は本物のファントムが依頼人のほうに化けて、自分で予告状を持ち込んでいたわけです。予告状が派手で、予告時間が妙に細かかったのは、怪盗が偽物だったからではなく、この怪盗が芝居がかった性格だったから。まんまとやられました。
いっぽうで、「依頼人が飛び込んでくる回は、依頼人自身に何か秘密があるパターンが多い」という読みは当たっていました。外れてもいいから書いておきたい、と書いた部分が当たったので、そこは少しだけ胸を張らせてください。
なお、第28話のスタッフは、脚本が千葉美鈴さん、絵コンテが佐々木憲世さん、演出がひろしまひできさん、作画監督が上田由希子さんと米地圭佑さん、美術が戸杉奈津子さんでした。
天﨑滉平さんはどんな声優なのか、代表作を並べてみました
名前を見ても顔が浮かばない、という方も多いと思います。私も調べるまで分かりませんでした。天﨑滉平さんは1990年10月22日生まれ、大阪府摂津市の出身で、アイムエンタープライズに所属されています。日本ナレーション演技研究所を経て2013年に所属が決まり、デビューは2014年。事務所の同期に内田雄馬さん、小澤亜李さん、長縄まりあさんがいます。
お子さんと一緒にアニメを見ているご家庭なら、名前は知らなくても声は聞いたことがある可能性が高い方です。主な出演を並べると、こうなります。
| 作品 | 役 | 年 |
|---|---|---|
| Re:ゼロから始める異世界生活 | オットー | 2016年〜(6シリーズ) |
| 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ | タカキ・ウノ | 2015年〜2017年 |
| ハイスコアガール | 矢口春雄(主演) | 2018年7月〜 |
| DOUBLE DECKER! ダグ&キリル | キリル・ヴルーベリ(アニメ初主演) | 2018年10月〜 |
| テイルズ オブ クレストリア | カナタ・ヒューガ(主演) | 2018年発表 |
2019年3月の第13回声優アワードでは、新人男優賞と、ヒプノシスマイクとしての歌唱賞をダブルで受賞されています。歌える方だということですね。怪盗という役どころを考えると、この先の回で歌が入る展開もあるかもしれません。ここは完全に私の想像ですが。
調べていて、へえと思ったことがひとつあります。声優を目指したきっかけを聞かれて、アニメに救ってもらった、自分も同じように誰かの心を救いたいと答えておられるんですね。怪盗デッチ・アゲインは、名前からして本物ではないもの、でっち上げられたものを背負わされたキャラクターです。うそを名前にした役を、そういう入り口を持つ方が演じている。深読みなのは分かっていますが、配役を知ってから第28話の声を聞き直すと、少し違って聞こえる気がしました。関西の方は8月23日にぜひ確かめてみてください。
まとめ:怪盗デッチ・アゲインの声優と正体で分かっていること
『名探偵プリキュア!』第28話「謎の怪盗デッチ・アゲイン」について、放送後に確定した内容もふくめてまとめます。
- 放送は2026年8月9日(日)あさ8時30分から、テレビ朝日系列。ただし関西地区は高校野球中継のため8月23日に移行し、TVerの見逃し配信は8月9日9時から変更なし
- デッチ・アゲインの声優は天﨑滉平(あまさき こうへい)さんでした。放送後に公式サイトのキャラクターページが追加され、そこにCV表記が出ています
- 公式の予告あらすじでは、予告状が「派手な見た目」「予告時間も妙に細かい」「これまでにないもの」と説明されています
- 名前は「でっち上げ」+「アゲイン」と読め、怪盗団ファントムの他のメンバーと同じことば遊びの系統に乗っています
- 正体は既存幹部の変装ではなく、ロンドンから来た怪盗団ファントムの新メンバーでした。逆に、依頼人の留学生ポールさんのほうがデッチ・アゲインの変装だったという結末です
- 放送前の予想は、新しい幹部として登場するという読みが当たり、既存幹部の変装という読みは外れました。詳しくは上の表にまとめています
結局のところ、答えが出るのは放送の30分間だけです。予告状の見た目、予告時間の細かさ、そしてデッチ・アゲインの第一声。この3つに注目して見ると、答え合わせがぐっと楽しくなると思います。名探偵を名乗る作品なので、こちらも探偵の気分で構えて見たいところですね。
放送前に立てた予想は、当たったところも外れたところもありました。外れたぶんは消さずに残して、上の表に「外れ」と正直に書いています。デッチ・アゲインについて新しい情報が出ましたら、また追記していきますね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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