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NHK連続テレビ小説『ブラッサム』の新しい出演者として、2026年10月15日(木)に堀田真由さんの名前が発表されました。演じるのは作家・森佐代子です。
「堀田真由さんの朝ドラって、これで何作目?」「わろてんかとエールでは何の役だった?」と気になった人に向けて、NHK公式の情報と所属事務所アミューズのプロフィールから、出演した朝ドラを順番に並べました。
堀田真由の朝ドラはブラッサムで3作目
先に答えを書きます。NHKの発表ページには、堀田真由さんの「連続テレビ小説歴」として『わろてんか』『エール』の2作が書かれています。つまり『ブラッサム』は朝ドラ3作目です。| 何作目 | 作品 | 放送年 | 役名 | どんな役か |
|---|---|---|---|---|
| 1作目 | わろてんか(第97作) | 2017年 | 藤岡(波多野)りん | ヒロイン・てん(葵わかな)の妹 |
| 2作目 | エール(第102作) | 2020年 | 志津 | ダンスホールの踊り子 |
| 3作目 | ブラッサム | 2026年 | 森佐代子 | 人気作家(モチーフは林芙美子) |
#ブラッサム 新たな出演者のお知らせ
— 朝ドラ「ブラッサム」公式 (@asadora_bk_nhk) 2026年10月15日
作家
森佐代子/ #堀田真由
強く生きる女性の姿を作品に書き、多くの共感を集める人気作家。
詳しくはこちらhttps://t.co/EueBM6tFAa pic.twitter.com/i8ueVY4Z1Z
1作目はわろてんか(2017年)ヒロインの妹・藤岡りん
最初の朝ドラは、葵わかなさんがヒロインを務めた2017年の『わろてんか』です。NHKアーカイブスでは「連続テレビ小説 わろてんか〈第97作〉」として載っていて、堀田真由さんの役名は藤岡(波多野)りんと書かれています。 りんは、ヒロイン・藤岡てんの妹です。本人はインタビューで、姉のてんが夢をかなえていく中で、りんは自分の願望よりも家族のことを一番に思って動く子だと語っています。父・藤岡儀兵衛を演じたのは遠藤憲一さんで、藤岡家のみなさんと本当の家族のように現場で過ごしたことも印象に残っているそうです。 アミューズのプロフィールには「NHK連続テレビ小説『わろてんか』(2017年)で注目を集め」とあります。堀田真由さんの名前が広く知られたきっかけが、この1作目だったことが分かります。わろてんかでヒロインの姉妹を演じた葵わかなさんとは同い年。インタビューでは、撮影の合間も一緒に過ごしていたと話しています。(出どころ=NHKアーカイブス 堀田真由/連続テレビ小説 わろてんか)
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2作目はエール(2020年)踊り子の志津
2作目は、窪田正孝さんが主演した2020年の『エール』です。NHKアーカイブスでは「連続テレビ小説 エール〈第102作〉」として載っています。 アミューズのプロフィールで役名は「踊り子・志津」。NHKオンデマンドの第15回「いばらの道」の紹介文にも、主人公の裕一が「ダンスホールで出会った踊り子の志津(堀田真由)に心惹かれていた」と書かれています。 この志津には仕掛けがありました。第15回で、志津の正体が裕一の小学校の同級生・とみだったと明かされます。子ども時代のとみを演じたのは白鳥玉季さんです。ダンスホールに来た裕一にすぐ気づいたのに、裕一の方が気づかなかったので、からかってやろうと思った……という流れで、登場は短めでも印象に残る役どころでした。 わろてんかの控えめな妹から、エールの人気の踊り子へ。2作目で役の色ががらっと変わっています。 なお、エールの演出には吉田照幸さんが入っていて、堀田真由さんは大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のインタビューで「自分にとって転機となる作品のたびに、吉田さんとお会いしている気がします」と話しています。朝ドラ『エール』完全版のBlu-ray BOX1は、楽天ブックスで買えます。
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3作目はブラッサム 作家・森佐代子のモチーフは林芙美子
3作目の『ブラッサム』で演じるのは、作家の森佐代子(もり さよこ)です。NHKの発表ページに書かれている役柄は「強く生きる女性の姿を作品に書き、多くの共感を集める人気作家」。 堀田真由さん本人のコメントには、森佐代子のモチーフが林芙美子だと書かれています。オファーの話を聞いたとき、ちょうど林芙美子原作の「放浪記」を観ていたそうで、「このご縁はなんだろう」と感じたと話しています。 林芙美子は『放浪記』『浮雲』などで知られる作家です。新宿区立林芙美子記念館の紹介によると、1903年生まれで、尾道で少女時代を過ごし、1922年(大正11年)に作家を目指して上京。職と住まいを転々としながら書き続け、上京後の苦しい時代をもとにした『放浪記』が1930年(昭和5年)に出版されると、一躍流行作家の仲間入りをしました。 制作統括の村山峻平さんのコメントでは、森佐代子は主人公・珠の「後輩でありながら、誰よりも『売れる』ことに執着する作家」と紹介されています。同じ日に発表された穂志もえかさん(教師・門田百々代役)とは対照的な2人として描かれるそうです。ブラッサムの森佐代子=人気作家(モチーフは林芙美子)。堀田真由さんは「茶目っ気のある素直さを大切に演じたい」とコメントしています。(出どころ=NHK「【新キャスト】珠が影響を受ける仲間(堀田真由さん・穂志もえかさん)/ブラッサム」2026年10月15日)
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3つの役を並べて分かること
3作を並べると、役の立ち位置が1作ごとに「主人公の外側」へ広がっているのが分かります。 わろてんかのりんは、ヒロインの家の中にいる妹でした。家族の一員として、てんのそばにいる役です。エールの志津は、主人公の裕一が外の世界で出会う人。しかも正体は小学校の同級生という、裕一の過去とつながる役でした。そしてブラッサムの森佐代子は、主人公の珠と同じ「作家」という仕事をする仲間です。家族、過去の知り合い、同業の仲間と、主人公との距離の取り方が毎回違います。 もう一つ気になるのは、ブラッサムが「書く人」の物語だという点です。主人公の珠のモデルは作家・宇野千代で、森佐代子のモチーフは林芙美子。実在の作家同士を思わせる2人が同じ画面に並ぶ形になります。尾野真千子さんが演じる作家・土橋風子もいて、作家の役が何人も出てくるのはブラッサムならではです。 制作統括のコメントにあった「売れることに執着する」という一言は、林芙美子が『放浪記』で一気に流行作家になった流れを思うと、かなり分かりやすい設定だと感じます。苦しい時代を書いて世に出た人がモチーフなら、「書いて売れたい」という気持ちを隠さない役になるのは自然です。 一方で、本人のコメントは「茶目っ気のある素直さ」を大事にしたいという内容でした。発表文の「強く生きる女性」「売れることに執着」と並べると、ぎらぎらした野心家というより、思ったことをそのまま言ってしまう明るい人として描かれるのかもしれません。ここも考察ですが、わろてんかの控えめな妹とは、ちょうど反対側にいる役に見えます。 3作で10代、20代前半、20代後半と、年齢に合わせて役の大人っぽさも上がっています。ヒロインの妹から、主人公と肩を並べる仕事仲間へ。朝ドラ3作を順番に追うと、俳優としての立ち位置の変わり方がそのまま見える並びです。ブラッサムの放送時期と主演 ほかの代表作も
最後に、ブラッサムの基本情報と、朝ドラ以外の代表作をまとめます。『ブラッサム』は2026年9月28日(月)放送開始。主演は石橋静河さん。作家・宇野千代さんをモデルにした葉野珠の物語です。総合テレビは月曜〜土曜の午前8時〜8時15分(土曜は1週間の振り返り)、NHK BSは月曜〜金曜の午前7時30分〜7時45分。主題歌はYOASOBI「咲き誇れ」です。(出どころ=NHK ブラッサム番組ページ)
- ドラマ=『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』『恋はつづくよどこまでも』『危険なビーナス』『いとしのニーナ』(ヒロイン)
- 主演作=映画『プリズン13』(2019年)、ドラマ『サロガシー』(2021年)、アニメ映画『ブルーサーマル』(初声優で主演)
- 映画=『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』『ライアー×ライアー』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』『ハニーレモンソーダ』
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