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のび太の蒸気時間車にホームズは出る?19世紀ロンドンで同じ時代にあったことを並べてみた

アニメ
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『映画ドラえもん のび太の蒸気時間車』の舞台が19世紀のイギリス・ロンドンだと知って、真っ先に浮かんだのが『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』でした。私は名探偵コナンのファンで、劇場版ではあの1本がいちばん好きなんです。19世紀のロンドンといえば、シャーロック・ホームズじゃないですか。 先に答えを書きます。2026年8月19日の時点で、この映画にホームズが登場するかどうかは公式から一切発表されていません。 同じことを気にしている人は多いようです。そこで、その時代のロンドンに何があったのかを年表で並べて予想してみました。
この記事で分かること
・ホームズの登場を公式がどこまで発表しているか
・実際のできごとと本の話を分けた19世紀ロンドンの年表
・世界で最初の地下鉄の駅名に隠れていた接点
・1888年のロンドンを描いた劇場版アニメ
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蒸気時間車にホームズが出るかは、まだ公表されていません

公式が出しているのは、ここまでです。
項目発表されている内容
公開時期2027年春(シリーズ第46作)
舞台19世紀のイギリス・ロンドン
原作・監督・脚本藤子・F・不二雄/森山瑠潮/上田誠
乗り物蒸気機関車型タイムマシン「蒸気時間車」
まだ出ていないもの登場人物/ゲスト声優/主題歌/確定した公開日
登場人物にあたる発表は1つもありません。出ているのは2026年7月23日の短い映像と1枚の絵まで。ホームズを思わせるものは映っていません。
「蒸気時間車」は蒸気機関車型のタイムマシンです。監督の森山瑠潮さんは公式サイトで、これに乗って「<少しふしぎ>な時間旅行へと出かけていく」冒険活劇映画だと説明しています。
脚本の上田誠さんは、19世紀ロンドンを選んだ理由を蒸気機関が発達しタイムマシンも生まれた「時間のふるさと」だからという意味で語っています。挙がっているのは蒸気機関とタイムマシンで、探偵ではありません。
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ホームズは本の中の人。それでも19世紀の人と言える年号

先に大事なところを置きます。シャーロック・ホームズは実在の人物ではありません。アーサー・コナン・ドイルが書いた小説の登場人物です。 コナン・ドイルは1859年5月22日にスコットランドのエディンバラで生まれました。ホームズが世に出たのは1887年11月、『ビートンのクリスマス年鑑』に載った『緋色の研究』です。人気に火が付いたのは1891年7月号から始まった『ストランド・マガジン』の連載でした。 物語の中の設定もはっきりしていて、ホームズがベーカー街221Bに暮らしたのは1880年代の初頭から1903年まで。ワトソンと出会う場面も1881年ごろです。 調べていて声が出たのがここです。ベーカー街221Bという番地は、当時のロンドンに実在しませんでした。当時のベイカー街は東側が1番から42番、西側が44番から85番まで。221が現実の番地になったのは1930年の合併のあとです。 ここから少し個人的な話をさせてください。今回いちばん面白かったのが、この「実在しない番地」でした。実在の街のど真ん中に、実在しない住所を1つだけ作って、そこに人を住まわせている。やっていることはタイムマシンで実在の19世紀ロンドンへ行く話とよく似ていますよね。本物の街に足した嘘が本物っぽく見えるかで、全部が決まる。蒸気機関車の形をしたタイムマシンなんて当時あるわけがないんですけど、あの街並みに置いたら、たぶんいちばん似合う嘘なんです。
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同じ時代のロンドンで起きたことと、生まれた本を並べてみた

1887年の前後、ロンドンで何が起きていたのか。実際のできごと本が出たことを分けて並べます。
内容区分
1837年ヴィクトリア女王が18歳で即位実際のできごと
1859年ダーウィン『種の起源』出版/コナン・ドイル誕生実際のできごと
1863年1月10日世界で最初の地下鉄、メトロポリタン鉄道が開業実際のできごと
1865年11月26日ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』本が出た
1886年1月スティーヴンソン『ジキル博士とハイド氏』本が出た
1887年11月『緋色の研究』でホームズが初登場本が出た
1888年ロンドン東部のホワイトチャペル周辺で連続事件実際のできごと
1891年7月『ストランド・マガジン』でホームズの連載開始本が出た
1901年1月22日ヴィクトリア女王の治世が終わる(在位約64年)実際のできごと
縦に並べると、ホームズもアリスもジキル博士も、同じ女王様の時代に世へ出た本だと分かります。ばらばらに知っていた話が、同じ街から生まれていたわけです。

世界で最初の地下鉄の駅に「ベイカー・ストリート」が入っていた

調べていて、いちばん驚いたのがこれでした。 世界で最初の地下鉄が開業したときの駅の中に、ベイカー・ストリート駅が入っています。 1863年1月10日に営業を始めたメトロポリタン鉄道は、パディントンからファリンドン・ストリートまでの7駅。その途中がベイカー・ストリート駅です。動力は電気ではなく蒸気機関車で、引かれていたのはガス灯をともした木の客車でした。 つまり、1863年に蒸気機関車が地下を走り、その途中にベイカー街の駅ができた。24年後の1887年、その通りに本の中の探偵が住み始めた。蒸気とホームズは、同じ通りの名前でつながっていました。 気づいたときは、正直「これは書かなあかん」と思いました。もちろん私が勝手に並べただけです。場所そのものの話は映画ドラえもん2027の舞台はロンドンのどこかにまとめています。
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前例があります。1888年のロンドンをやった劇場版アニメ

19世紀末のロンドンとホームズを、子ども向けの劇場版アニメがすでにやっています。2002年4月20日公開の『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』です。劇場版の第6作で、監督はこだま兼嗣さん、脚本は野沢尚さんです。 物語の中心が、1888年のロンドンをそっくり作り直したゲームの世界です。ホームズも出てきますし、ジャック・ザ・リッパーも敵役として扱われています。1888年は、年表のとおり実際に連続事件が起きた年でした。
この記事では、事件の中身や被害にあわれた方については書きません。犯人にまつわる説も並べません。同じ時代・同じ舞台の題材として過去にアニメでも扱われたという事実と年号だけにとどめます。
ホームズは本の中の人なので、これまでもたくさんの映像作品で使われてきました。19世紀ロンドンに探偵が出るのは、もう何度も通ってきた道なんですね。 そして、書きながら手が止まったことがあります。『ベイカー街の亡霊』が公開されたのは2002年、今から24年前です。蒸気時間車が公開される2027年春には、ちょうど25年。あの映画を子どものころに見た人は、今はもう自分の子どもを映画館へ連れていく側なんですよね。それ、私のことでもあります。19世紀のロンドンで探偵の話にわくわくした子が、25年後に自分の子と同じ街並みを見上げる。なかなか気が利いていると思いませんか。

まとめ:のび太の蒸気時間車にホームズは出るのか予想してみた

前例があると分かったので、予想を3段階で置きます。
予想中身そう考えた理由
本命ベイカー街の地名や、帽子・パイプで気配だけ出す19世紀ロンドンの絵作りとして自然
対抗探偵役が脇役で出てくる『ベイカー街の亡霊』の前例どおり子ども向けでも成り立つ
大穴ホームズが物語の柱になる柱にするなら最初の映像で匂わせるはず
ちなみにドラえもんとホームズには、もともと縁があります。原作コミックスの第3巻に「シャーロック・ホームズセット」というひみつ道具が出てくるんですね。推理ぼう、レーダーステッキ、ズバリパイプ、手がかりレンズの4点です。 最後にもう1つ。私が小学生のころに見ていたドラえもんは、初代の声だった大山のぶ代さんで、2005年4月に今の顔ぶれになりました。良い悪いの話ではなくて、自分の耳がいまだにあの声のままなだけなんですけどね。うちには9歳・5歳・3歳の子どもが3人いて、映画館は毎回、下の子の集中力との戦いです。19世紀のロンドンは一目で分かる派手さがないぶん、だからこそガス灯と霧と蒸気機関車の絵の強さで押してくるんじゃないでしょうか。公開の頃には末っ子も4歳。今度こそ最後まで座っていられるかどうか。 乗り物の中身やリメイクなのかは、ドラえもんの蒸気時間車はリメイクなのかのほうで脚本家から予想しています。
新しい情報が出たら追記しますね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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