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映画クレヨンしんちゃんの舞台は秋田のどこ?炭の町のシロと同じ場所なのか調べてみた

アニメ
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映画クレヨンしんちゃんの最新作の舞台が秋田だと知って、「実際のどこなんだろう」と気になって調べました。 先に答えを書きます。映画の舞台について公式が出しているのは「秋田県」までで、市町村名は公表されていません。 ただし手がかりはありました。ゲームのクレヨンしんちゃん『炭の町のシロ』のほうは、地元の新聞が「仙北市と大仙市がモデル」と報じています。しかも映画のタイアップ先を並べていくと、行き先が大仙市に集まってくるんです。
東北の夏の田園風景のイラスト。青々とした田んぼ、遠くの山、木造の古民家、電柱と一本道、空に入道雲。実在の人物・キャラクタ
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映画『奇々怪々!オラの妖怪バケ〜ション』の秋田は「秋田県」までしか公表されていません

2026年7月31日公開の『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ〜ション』は劇場版の33作目。監督は渡辺正樹さん、脚本は中村能子さん、上映時間101分です。 舞台について公式が発表しているのは、野原ひろしさんの故郷である秋田県と、「妖怪の国」という2つ。ORICON NEWSが2025年12月13日に伝えた発表時の記事にも、映画情報サイトの解説文にも、秋田県のどこなのかは書かれていません。 あらすじは、日本各地で怪奇現象が相次ぐ夏、野原家が秋田県のひろしさんの実家へ帰省するところから始まります。部屋に「おばけーしょん村」のチラシがばらまかれ、その村へ向かう道中の山奥で、人間が立ち入ることを禁じられた妖怪の国の入り口にたどり着く、という流れです。
この記事で分かること
・映画の舞台の秋田が、公式にはどこまで公表されているのか
・ゲーム『炭の町のシロ』のモデル地について地元紙が報じた内容
・映画とゲームで重なっているところと、はっきり違うところ
・秋田がらみのタイアップの一覧と、そこから見えてくること
興行は公開3日間で動員44.1万人・興行収入5.3億円、週末3位という発進でした。それだけの家族がこの秋田を見たわけで、だからこそ「どこなの」が気になるんですよね。
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ゲーム『炭の町のシロ』の秋田は、地元紙が「仙北市と大仙市がモデル」と報じていました

ここからが本題です。クレヨンしんちゃんには、2024年2月22日にNintendo Switchで発売されたゲーム『炭の町のシロ』があります。同じ年の10月24日にはSteam版も登場しました。販売はネオス株式会社です。 このゲームも秋田が舞台で、しかもひろしさんの出張をきっかけに、野原一家が秋田の実家の近くに滞在するという導入。ある朝シロが煤だらけで帰ってきて、しんのすけがあとを追いかけると不思議な列車にたどり着き、そこから「炭の町」へ——という話です。 そして大事なのがここ。ネオスの公式サイトを開いても、書いてあるのは「秋田」までです。市町村名は載っていません。映画とまったく同じ書き方なんですよね。ここで一度手が止まりました。 ところが地元紙にあたったら、話が具体的になりました。大仙経済新聞が2024年1月19日付で、ゲームに出てくる村の名前は「オオマガラナイ村」、モデルになっているのは仙北市と大仙市、さらにひろしさんは大仙市大曲の出身という設定で実家近くの古民家を借りる物語になっている、と報じていました。作中には秋田内陸線や、仙北市がモデルの田園風景や神社も出てくるそうです。 ネオスのプロデューサーの長嶋朗さんは同紙で「秋田を舞台にしたゲームの代表作にしたい思いで制作した」とコメントしています。村の名前が「オオマガラナイ」というのも、大曲(おおまがり)と音が重なって見えました。もっともこれは私が並べて思っただけで、公式の説明ではありません。
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映画とゲーム、重なっているところと違うところを分けてみました

2作を並べると、似ている部分と違う部分がきれいに分かれました。まず基本情報から。
映画『奇々怪々!オラの妖怪バケ〜ション』ゲーム『炭の町のシロ』
出た時期2026年7月31日 公開2024年2月22日 発売(Steam版は同年10月24日)
公式が言う舞台秋田県/妖怪の国秋田
市町村名の公表なしなし
報道されたモデル地見つかりませんでした仙北市・大仙市(大仙経済新聞)
秋田へ行く理由ひろしの実家へ帰省ひろしの出張で実家近くへ
そのうえで、中身の重なりと違いです。
重なっているところはっきり違うところ
ひろしの故郷である秋田が舞台出たのは2026年と2024年で2年ちがい
野原一家がまるごと秋田へ移動する映画は「妖怪の国」、ゲームは「炭の町」と異界の名前が別
秋田から別世界へ迷い込む二層構造映画は劇場アニメ、ゲームは自分で歩き回る冒険アドベンチャー
公式は市町村名を出していないゲームだけ地元紙にモデル地の報道がある
同じ場所だと断定できる材料は、現時点では出ていません。骨格が似ているのは事実ですが、映画側にモデル地の発表がない以上、「同じ舞台です」と言い切るのは行きすぎだと思います。
この記事でモデル地として書いているのは、あくまでゲーム『炭の町のシロ』について地元紙が報じた内容です。映画の舞台が仙北市や大仙市だと公式に発表されたものではありません。

公表されていない代わりに、タイアップの行き先が大仙市に集まっています

場所は公表されていない。じゃあ手詰まりかというと、そうでもありませんでした。映画のコラボ先を並べると、秋田のどこと組んでいるかが見えてきます。
コラボ相手内容期間
JR東日本秋田支社・秋田県春日部→秋田に里帰り!?スタンプラリーだゾ!2026年7月13日〜9月30日
大仙市「大曲の花火」公式アプリ映画の限定デジタルバッジを配布2026年7月31日〜8月31日
イオンモール春日部オラのクールバケーション2026年6月1日〜9月30日
おふろcafé全国の店舗でコラボイベント2026年7月3日〜9月30日
すき家すきすきセットのラバーマグネット2026年7月8日〜
注目したのは2つめです。秋田県大仙市の「大曲の花火」公式アプリと組んで、映画の限定デジタルバッジを配っているんですね。運営会社のぷらっとホームが2026年7月29日に出したお知らせによると、アプリをダウンロードした人全員が対象で、7月31日から8月31日まで1日1回、決まった時刻に自動配布されるとのこと。第98回全国花火競技大会「大曲の花火」は2026年8月29日の開催です。 スタンプラリーのほうはJR東日本秋田支社と秋田県が主催で、秋田・埼玉・熊本の3県にまたがる広域の企画。東武鉄道エリアはとうきょうスカイツリー駅の東口、春日部駅の東口、東武大宮駅の3か所です。タイトルが「春日部→秋田に里帰り」である点も、そのまま映画の筋書きと重なっていますよね。 ここで最初の話に戻ります。ゲームでは「ひろしは大仙市大曲の出身」という設定が報じられていて、映画は大仙市大曲の花火大会と組んでいる。場所そのものは公表されていないけれど、関わっている土地の名前だけは同じところを指している——今わかっているのはここまでです。
日本地図のイラスト。埼玉県と秋田県が線でつながれ、線の上に列車のマークとスタンプのマークが並ぶ。秋田県側に花火のイラスト
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調べていていちばん面白かったのは、2作の「入り口」がそっくりだったことです

ここから少し個人的な話をさせてください。 私はもともと、映画の舞台がどこなのかだけを知りたくて調べ始めました。ところがゲームの導入を読んだ時点で、そっちに気を取られてしまって。シロが煤だらけで帰ってくる。しんのすけがあとを追う。列車がある。別の世界に着く。この流れが、映画でチラシがばらまかれて山奥の入り口にたどり着く流れと、あまりに構造が似ているんです。 どちらも、秋田の田舎というものすごく現実的な場所から始まって、そこから一歩ずれたところに別世界の入り口がある。都会から異世界へ飛ぶんじゃなくて、おじいちゃんの家の裏から入る。田舎の納屋とか裏山とか、あの「うちの家じゃない暗さ」がちょっと怖かった感覚を、作り手はちゃんと分かっているんだなと思いました。 うちには9歳・5歳・3歳の3人がいます。夏休みに映画館へ連れて行くと、内容を全部覚えて帰ってくるのは上の子くらいで、下2人はポップコーンの話をして終わります。それでも「おじいちゃんちに行ったら変なことが起きた」という骨組みだけは、たぶん3人とも持って帰ってくる。夏に見た田舎の話って、そういう残り方をする気がします。 そう思って調べていたので、「秋田のどこか」が公表されていないと分かったときは拍子抜けもしました。でも冷静に考えると、作品の側の判断としてはむしろ真っ当なのかもしれません。「ひろしの実家の秋田」は、どこか特定の一軒であってはいけない場所なんだと思います。見た人それぞれが自分の田舎の景色を重ねられるように作ってある。だから県までしか言わない。そう考えると納得がいきました。 夏休みに家族で見るアニメだと、うちの周りではとなりのトトロの2026年の放送の話題もよく出ます。あちらも田舎に越してきた家族の話で、田んぼと森と不思議なものが同居している世界ですよね。劇場のほうでは映画ちいかわ入場者特典の第3弾のように、特典目当てで何度も足を運ぶ楽しみ方も定着してきました。
木造の古民家の裏手にある古い納屋と、戸のすき間から漏れる光。手前に足あとが続く。夕暮れの色合い。実在の人物・キャラクター

まとめ:映画の秋田は「秋田県」まで、ゲームは仙北市と大仙市がモデルと報じられています

この記事で分かったことをまとめます。 ・映画の舞台は公式には「秋田県」までしか公表されていません。市町村名の発表はありません ・ゲーム『炭の町のシロ』も公式サイトの表記は「秋田」までですが、大仙経済新聞が仙北市と大仙市がモデルだと報じています ・同紙によると、ゲームではひろしさんが大仙市大曲の出身という設定です ・2作は「ひろしの故郷の秋田から別世界へ迷い込む」骨格が重なる一方、異界の名前も作品の形も違います ・映画は大仙市の「大曲の花火」公式アプリと、JR東日本秋田支社・秋田県のスタンプラリーとタイアップしています 2作が同じ場所を描いているかどうかは、現時点では分かっていません。それでも、片方には報道されたモデル地があり、もう片方には同じ市とのタイアップがある。この2つが手元にあるだけで、次に秋田の地図を見るときの見え方はだいぶ変わりました。 大曲の花火は8月29日、映画のバッジ配布は8月31日までです。モデル地の発表があったら、この記事にも追記していきますね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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