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初耳学のもののけ姫アフレコ映像はどの場面?美輪明宏のお叱りと宮崎駿の指導を調べてみた

バラエティ
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2026年8月16日(日)よる10時から、TBS系『日曜日の初耳学』に石田ゆり子さんが登場します。番組表には「超貴重『もののけ姫』アフレコ映像で宮﨑駿監督が熱血指導&美輪明宏からお叱り」と書かれていて、肝心の中身だけが伏せられているんですよね。 先に答えを書きます。流れるアフレコ映像がどの場面なのかは、8月14日の時点で公表されていません。それどころか番組公式サイトの次回予告には「もののけ姫」の文字すら出てきませんでした。 そこで28年前から公になっている証言だけを集めて、お叱りが誰に向けられたものなのかを絞り込んでみました。
誰もいないアフレコスタジオのイラスト。台本立てとコンデンサーマイク、ヘッドホン、ガラス越しに見える調整室。実在の人物・
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初耳学の『もののけ姫』アフレコ映像で、今わかっていること

放送は8月16日の22時00分から22時54分、MBS・TBS系。「インタビュアー林修」のコーナーに石田ゆり子さんが登場します。面白いのは、同じ回なのにどこを見るかで書いてあることが違う点です。
どこの情報かもののけ姫への言及書かれていた中身
番組表(Gガイド)あり「宮﨑駿監督が熱血指導&美輪明宏からお叱り」
番組公式サイト(MBS)なし恋ダンス、伊藤沙莉さんの激白、恩師・緒形拳さんとの絆
番組公式YouTubeの予告なし「石田ゆり子がインタビュアー林修に登場」
『もののけ姫』が書いてあるのは、実質的に番組表の1行だけ。局の公式ページは緒形拳さんの話を前面に出しています。アフレコ映像はかなり短いコーナーの可能性が高いですね。
この記事で分かること
・アフレコ映像の場面はどこまで公表されているか
・美輪明宏さんの「お叱り」は誰に向けられたのか
・宮崎駿監督の熱血指導の中身
・番組は「追悼」と銘打っているか
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美輪明宏さんの「お叱り」は誰に向けられたものか

『もののけ姫』で山犬の神・モロの君を演じたのが美輪明宏さんです。美輪さんは2026年6月20日に91歳で亡くなられました(所属事務所が6月28日に公表)。作品に残った声は、今も変わらずそこにあります。 私は最初、スタジオで美輪さんが石田ゆり子さんを叱った場面だろうと思い込んでいました。ところがアシタカ役・松田洋治さんの証言で前提が崩れます。美輪さんの収録は別録りだったというんです。
「実は別録りだったんです。最初に録音したのがボクなので、美輪さんの演技を予想しながら演じなければなりません」
引用:女性自身(2026年6月28日配信)/松田洋治さんの発言
全員が同じ部屋に並んで録っていたわけではない。お叱りの相手を石田さんだと決めつけるのは早すぎます。 そもそも監督が美輪さんに出した役の説明が独特でした。同じ記事で美輪さんは、宮崎監督から「モロはいわば観世音菩薩」と言われたと書いています。観世音菩薩はただ優しいだけの神様ではなく、救う相手に応じて姿を変え、ときに不動明王のような怒りの形相も見せる。しかも男でも女でもない、性を超えた存在です。そのうえで監督が出した注文が「ふだんの美輪さんのままで」だったというんですから、役への信頼がすごい。 私の本命は①宮崎駿監督に向けられたものです。美輪さん本人が文藝春秋2022年1月号で、モロが乙事主に言葉を投げる場面について「どんな意図で脚本をお書きになったのか」と監督に質問したと書いているからです。答えは「遠い昔、モロと乙事主は良い仲だったんです」。本番は1度のテイクでOK、監督は頬を緩めて「たいへん結構でした」と言ったそうです。 対抗が②石田さんに向けられたもの。ただし別録りである以上、収録現場での出来事とは限りません。③現場全体に向けたものは裏づけが無く、薄いと見ています。
もののけ姫でモロの君が牙をむく場面
© 1997 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, ND 画像提供:スタジオジブリ公式サイト
この記事の場面写真は、スタジオジブリ公式サイトが無償で提供しているものです。2020年10月に『もののけ姫』など6作品から各50枚が公開され、「※画像は常識の範囲でご自由にお使いください。」と明記されています。公式が自分から配っているの、意外と知られていないですよね。
© 1997 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, ND
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宮崎駿監督の熱血指導は「パンツ履いてないじゃん」だった

もうひとつの「熱血指導」は、実はかなり具体的に語られています。2025年10月20日、東京・TOHOシネマズ新宿での4KデジタルリマスターIMAXプレミア試写会。石田ゆり子さんと松田洋治さん、鈴木敏夫プロデューサーが28年ぶりにアフレコの内側を話しました。
「『お前、死ぬのか』というセリフを、『お前、パンツ履いてないじゃん』というふうにやれと言われた」
引用:MOVIE WALKER PRESS/石田ゆり子さんの発言
初めて読んだとき、思わず二度見しました。セリフの意味ではなく「軽さ」だけを指定しているんですよね。感情の説明を一切せず、体感で近いものを投げてくる。これが「熱血指導」の正体だと思います。 石田さんは「私一人、居残り授業みたいな感じで」とも語り、「絶対に甘やかさない。多分、私はギリギリまで『この子、やめた方がいいんじゃないか』と思われていたと思う」と振り返っています。監督は誰にでも平等だったそうですが、そこから外れる人もいました。
演じた人収録で語られていること
サン石田ゆり子さんひとり居残り。のちに全セリフの録り直しを直訴
アシタカ松田洋治さん最初に収録。OKが出ずに止まると大変だった
エボシ御前田中裕子さん「あの裕子さんですら、何度もやり直しが」
モロの君美輪明宏さん別録り。「監督の想定を超えていた」
甲六西村まさ彦さん「バンバン一発OK」
いちばん叱られたのがサン役の石田さんで、いちばん叱られなかったのがモロ役の美輪さん。作品では母と娘のような二人が、収録現場では正反対だったわけです。ここは調べていて手が止まりました。

アフレコ映像はどの場面か、3つの線で予想してみた

ここから先は私の予想です。手がかりは2つ。「熱血指導」と「お叱り」が1つの文に並べて書かれていること。そして収録が別録りだったこと。この2つは、そのままだと噛み合いません。
予想の線中身見立て
①別々の映像を並べる石田さんが指導される映像と、美輪さんの収録映像本命。別録りと矛盾しない
②モロとサンが関わる場面山犬の岩屋でモロがサンに語りかけるくだりなど対抗。番組としては絵になる
③お叱りは映像でなく回想映像は監督の指導のみ。美輪さんの話は石田さんが語るあり得る。1行に2つ詰めただけとも読める
私は①だと考えています。別録りだった以上、二人が同じ画面に映る収録映像そのものが存在しにくいからです。あくまで予想なので、放送で答え合わせしてくださいね。
山犬に乗って森を駆けるサン
© 1997 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, ND 画像提供:スタジオジブリ公式サイト
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番組は「追悼」とは銘打っていません

ここは正確に書いておきます。『日曜日の初耳学』は、この回を「追悼」とは銘打っていません。 番組公式サイト、番組表、公式YouTubeの予告動画、石田ゆり子さんの公式サイト。そのどこにも「追悼」の語はありませんでした。使われていたのは「もののけ姫で生まれた美輪明宏との絆」という書き方です。 参考までに、TBSラジオは8月9日に美輪明宏さんの追悼特別番組を放送しています。そちらは「追悼」と明記、初耳学はそう名乗っていないという違いですね。局が言っていないことを言ったことにはしたくないので、分けて書きました。
夜のリビングで、消えたテレビとリモコン、テーブルのマグカップだけが写っているイラスト。人物やテレビ画面の中身は描かない
ここから少し個人的な話をさせてください。私はもともと、この記事を「美輪さんが石田さんを叱った話」として書くつもりでいました。番組表の一文をそう読んだからです。ところが松田洋治さんの「実は別録りだったんです」に行き当たった瞬間、組み立てが全部ひっくり返りました。そのうえで面白かったのが、居残りで何度もやり直した人と、1テイクで「たいへん結構でした」と言われた人が、同じ作品の同じ関係性の中にいること。収録現場の苦労と、完成した作品の手ざわりは比例しないんですね。うちは9歳・5歳・3歳の3人きょうだいで、いちばん上の子が生まれるよりずっと前の作品です。28年という数字を自分の家の時間に置き換えて、やっと実感が出ました。生まれる前の映画を、子どもが当たり前の顔で知っている。作品が残るというのは、そういうことなんでしょうね。ジブリ作品の放送の並びはとなりのトトロの2026年の放送は8月21日のほうで、過去20回まで遡って調べました。

まとめ|8月16日に確かめたい3つのこと

確かめたいのは3つ。1つめは、アフレコ映像が1本なのか2本なのか。別々の映像を続けて流すなら、私の本命どおりです。2つめは、お叱りの相手。宮崎監督なのか石田さんなのか、ここが最大の分かれ道。3つめは、番組内で「追悼」という言い方をするかどうか。 後半は、朝ドラ『虎に翼』で共演した伊藤沙莉さんが自宅を訪ね、妹の石田ひかりさんとの関係にも触れる構成です。同じ54分の中でどちらが厚く扱われるのかも見どころですね。
もののけ姫のサン
© 1997 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, ND 画像提供:スタジオジブリ公式サイト
この予想は、番組表・番組公式サイト・番組公式YouTube・出演者の公式サイトと、2025年10月のプレミア試写会レポート、文藝春秋2022年1月号の美輪明宏さん本人の文章をもとに立てました。正解は8月16日の放送でしか分かりません。判明したら追記していきますね。
ジブリまわりでは風の谷のナウシカ原作の結末も調べています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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