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不思議のダンジョンは何作ある?シリーズの順番をトルネコから風来のシレンまで並べてみた

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不思議のダンジョンシリーズの作品数と発売順 ゲーム
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2026年9月10日、『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン ちょっとステキなリマスター』の配信が始まりました。Nintendo Switch 2からiPhoneまで8つの機種で同時に出るという、なかなか見ない形での復活です。 ここで気になるのが、この「不思議のダンジョン」というシリーズが、そもそも何作あって、どういう順番で出てきたのかというところ。トルネコ、風来のシレン、ポケモン、チョコボ……全部が同じ系譜だと言われても、ピンと来ない人は多いと思います。 答えを先に書きます。公式サイトと大手ゲームメディアで発売年とハードまで確認できたのは14本。そのすべての起点が、1993年9月19日に出たスーパーファミコン版『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』です。

この記事で分かること

  • 不思議のダンジョンシリーズの発売順とハード(表で一覧)
  • 元祖がトルネコで、そこからどう枝分かれしたのか
  • 今も買える作品と、もう買えなくなった作品の線引き
  • 2026年9月10日に出たリマスターがシリーズのどこに位置するのか

不思議のダンジョンは何作ある?数えられたのは14本

まず正直に、数え方の話からさせてください。「不思議のダンジョンは何作?」に一発で答えられる公式の一覧表は、探した限り存在しません。スパイク・チュンソフトもスクウェア・エニックスも自社が関わったタイトルは出していますが、「シリーズ全部でこの本数です」という発表はしていないんですね。 なのでこの記事では、作品名に「不思議のダンジョン」または「不思議なダンジョン」が入っている完全新作のうち、発売年とハードを公式サイトか大手ゲームメディアで確認できたものだけを数えました。移植版・リマスター版・スマホ版は本数に入れていません。 この条件で14本。内訳はトルネコ系4本、風来のシレン本編6本、他社キャラクターに広がった枝が4本です。 ポケモン不思議のダンジョンとチョコボの不思議なダンジョンは、それぞれの枝の中にさらに続編がありますので、そこまで含めればもっと増えます。全作の発売日を公式で裏取りするところまでは今回やりきれていないので、「ここまでを数えました」という数字として14本を出しておきます。

元祖はトルネコ|1993年9月19日のスーファミ版から始まった

すべての出発点は、1993年9月19日にチュンソフト(現・スパイク・チュンソフト)から発売されたスーパーファミコン用ソフト『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』です。ファミ通の記事でも、この日付で紹介されています。 主人公は『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』に出てくる武器商人トルネコ。ドラクエの外伝という顔をしながら、中身はまったく別物でした。 キャッチコピーは「1000回遊べるRPG」。リマスター版の公式サイトはその理由を「挑戦するたびに、ダンジョンの地形はランダムに変化。出現するモンスターや手に入るアイテムも毎回異なるため、何度挑んでも新鮮な冒険が待っています」と説明しています。 4Gamerはこの作品を「日本にローグライクゲームを定着させ、発売以来、多くのファンに愛され続けてきました」と書いています。今でこそ当たり前になった「入るたびに地形が変わるダンジョン」というジャンルの入口が、このソフトだったということです。

シリーズの順番を発売年で並べてみた

ここが本題です。裏が取れた14本を、発売年の順に並べました。
発売年作品名ハード系統
1993年トルネコの大冒険 不思議のダンジョンスーパーファミコントルネコ
1995年不思議のダンジョン2 風来のシレンスーパーファミコンシレン
1996年風来のシレンGB 月影村の怪物ゲームボーイシレン
1997年チョコボの不思議なダンジョンプレイステーションチョコボ
1999年トルネコの大冒険2 不思議のダンジョンプレイステーショントルネコ
2000年風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!NINTENDO64シレン
2002年トルネコの大冒険3 不思議のダンジョンプレイステーション2トルネコ
2005年ポケモン不思議のダンジョン 赤/青の救助隊ゲームボーイアドバンス/ニンテンドーDSポケモン
2006年ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョンプレイステーション2トルネコ
2008年風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫Wiiシレン
2010年風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソニンテンドーDSシレン
2010年風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイスニンテンドーDSシレン
2015年世界樹と不思議のダンジョンニンテンドー3DS世界樹
2020年ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DXNintendo Switchポケモン
2024年不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録Nintendo Switchシレン
※表は16行ありますが、『ポケモン不思議のダンジョン 赤/青の救助隊』は同時発売の2バージョンを1本として数えているので、本数は14本になります。 並べてみて手が止まったのが、2010年のシレン5から2024年のシレン6まで、シレンの完全新作が14年空いているところ。スパイク・チュンソフトも公式サイトで、シレン6を「14年ぶりとなる完全新作」と紹介しています。DSからSwitchまで丸ごと一世代飛ばした形なんですね。 日付まで公式で確認できたものは、こちらです。
作品発売日確認した情報源
トルネコの大冒険1993年9月19日ファミ通
不思議のダンジョン2 風来のシレン1995年12月1日ファミ通/シレン公式X(30周年)
少年ヤンガスと不思議のダンジョン2006年4月20日ファミ通
風来のシレン32008年6月5日任天堂公式サイト
風来のシレン42010年2月25日任天堂公式サイト
世界樹と不思議のダンジョン2015年3月5日アトラス公式サイト
ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX2020年3月6日ポケモン公式サイト
風来のシレン62024年1月25日スパイク・チュンソフト公式
ちなみにシレン4の発売日は、ネット上に「2010年1月14日」と書いている情報がそこそこありました。ですが任天堂の公式ソフトページにははっきり「2010年2月25日」と書かれています。こういうのを一つずつ突き合わせる作業は正直しんどいんですが、やらないと間違いをそのまま増やすことになるので、公式を見にいく方を取りました。
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トルネコから風来のシレンへ|枝分かれと「不思議なダンジョン」の1文字違い

順番を並べてみると、枝分かれの流れがきれいに見えてきます。
1993年 トルネコ(ドラクエのキャラで実験)
 ↓
1995年 風来のシレン(チュンソフトのオリジナルキャラで独立)
 ↓
1997年〜 チョコボ・ポケモン・世界樹(他社の看板キャラに貸し出し)
最初にドラクエの知名度を借りてジャンルを世に出し、2作目で自前のキャラクターに切り替えて独立させ、そこから他社のIPに横展開していく。狙ってこうしたのかは公表されていませんが、並べた結果はこの形になっています。 そして調べていて一番「へえ」となったのが、チョコボだけ「不思議なダンジョン」で、ほかは全部「不思議のダンジョン」だという点です。 『チョコボの不思議なダンジョン』は1997年12月23日にスクウェア(現・スクウェア・エニックス)から発売された作品で、監修にはチュンソフトの中村光一氏が入っています。中身は完全にシリーズの系譜なのに、タイトルの助詞だけ「の」ではなく「な」。 ここから個人的な話をさせてください。これ、最初は誤植を疑いました。何度も見比べて公式の商品ページまで見に行って、やっと「本当に違う」と分かったんです。理由は公表されていないので想像でしかないんですが、版元がスクウェアなのでチュンソフト側のシリーズ名をそのまま名乗るわけにいかなかったのかな、と。 うちには9歳・5歳・3歳の子どもがいて、上の子はもうゲームの話を自分からしてくるんですけど、こういう「1文字だけ違う」みたいなのって、大人が気づかないところを子どもの方が先に見つけたりするんですよね。そのうち「ママ、これ『な』って書いてあるよ」って言われる日が来そうだなと思いながら数えていました。30年以上続いているシリーズの中に、こういう小さな引っかかりが残っているのが面白いところです。 なお風来のシレンシリーズは、2025年12月1日で生誕30周年を迎えています。スパイク・チュンソフトの発表によれば、シリーズの全世界累計出荷数は2026年2月時点で300万本を突破しました。
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今から始めるならどれ?今も買えるもの・もう買えないもの

「順番は分かったけど、じゃあ何が遊べるの?」というのが次の疑問だと思います。ここが一番きれいに分かれました。
作品今の状況遊べる機種
トルネコの大冒険 ちょっとステキなリマスター◎ 2026年9月10日から配信中Switch 2/Switch/PS5/Xbox Series X|S/Steam/iOS/Android ほか
風来のシレン6 とぐろ島探検録◎ 販売中Switch/Steam/iOS/Android
風来のシレン5plus◎ 販売中Switch/Steam ほか
ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX◎ 販売中Nintendo Switch
世界樹と不思議のダンジョン△ 新規のダウンロード購入は不可ニンテンドー3DS
シレン2/シレン3/シレン4/トルネコ2・3△ 現行機での配信なし当時のハードのみ
3DS勢が買えなくなっているのは、任天堂が2023年3月28日午前9時に、ニンテンドー3DSシリーズとWii Uのニンテンドーeショップでのソフト販売を終了したためです。アトラス発売・スパイク・チュンソフト開発の『世界樹と不思議のダンジョン』も、ここに含まれます。
今から1本目を選ぶなら
・シリーズの原点を触りたい → トルネコの大冒険 リマスター(3,520円)。2026年9月10日から買えて、スマホでも遊べます
・今の作りで遊びたい → 風来のシレン6 とぐろ島探検録。14年ぶりの完全新作で、iOS/Android版も2026年2月5日から出ています
トルネコの大冒険リマスターとスーファミ版の違いについては別の記事で細かく比較しているので、リマスター版を買うか迷っている方はそちらもどうぞ。
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不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録(Switch・中古)
4,292円(2026年9月10日時点・ネットオフ楽天市場支店)
シリーズでいちばん新しい本編です。今から1本だけ触るなら、ここが入口になります。
楽天で見る

2026年9月のリマスターはシリーズのどこに位置するのか

スクウェア・エニックスから3,520円(税込・スマホ版は3,500円)で配信され、元になったのは1993年9月19日のスーパーファミコン版。つまりこれはシリーズの15本目ではなく、1本目の作り直しです。一覧表でいうと一番上の行が、33年かけてそのまま一番下に戻ってきた形になります。 調べていて引っかかったのが日付でした。4Gamerなど一部のメディアは「2026年9月9日」と書いていますが、公式サイトとドラゴンクエスト宣伝担当の公式Xはどちらも「2026年9月10日(木)」表記。ニンテンドーダイレクトが9月9日に放送され、その終了後=9月10日0時から順次配信が始まったためで、どちらも間違いではありません。公式に合わせるなら9月10日発売が正しいということになります。
一覧表のとおり、トルネコ2とトルネコ3は現行機で遊ぶ手段が用意されていません。この2本の続編リマスターに関する公式発表は出ていないので、確定として書けるのは1作目のリマスターまでです。新しい発表があれば追記します。
シリーズの順番を全部並べてみて改めて思ったのは、1993年の1本が33年後も現役で売られているという事実の重さです。ゲーム機は何世代も入れ替わって、発売元の会社名まで変わっているのに、遊ぶ中身は「毎回地形が変わるダンジョンに潜る」というたった一つのアイデアのまま。これだけ長く同じ形が残っているジャンルって、そんなに多くないと思うんですよね。 任天堂のレトロ作品でいうと、時のオカリナのリメイクと64版の違いも同じような「古い作品が現役で残っている」話なので、気になる方は合わせてどうぞ。

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