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大森元貴の水原弘役は映画2本目?SUKIYAKIで歌う黒い花びらと過去の出演作を並べてみた

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大森元貴が演じる水原弘と黒い花びら ゲーム
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2026年9月11日の朝5時、映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』の公式アカウントが新キャストを発表しました。Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんが、昭和の歌手・水原弘さんを演じます。 ただ、気になるのはたぶんその先です。水原弘さんは1959年の第1回日本レコード大賞を「黒い花びら」で受賞した歌手で、その曲を作ったのは、この映画の主役2人が演じる中村八大さんと永六輔さんです。そして大森元貴さんの映画出演は、今回が初めてではありません。 公式サイトと日本作曲家協会の公式ページ、公式Xの投稿時刻まで見にいって、分かったところまでを並べます。
  • 水原弘はどんな歌手で、なぜ「第1回」が特別なのか
  • 「黒い花びら」と「上を向いて歩こう」の意外な共通点
  • 大森元貴の映画・ドラマ出演作を年表で全部
  • 公表されていないことと、9月14日に重なる予定

水原弘とは?第1回日本レコード大賞を持っていった歌手

公益社団法人・日本作曲家協会の公式ページに、第1回日本レコード大賞の記録が残っています。開催は1959年(昭和34年)12月27日、会場は文京公会堂でした。
受賞
大賞「黒い花びら」水原弘
作詩永六輔
作曲・編曲中村八大
作曲賞渡久地政信「夜霧に消えたチャコ」
作詩賞サトウハチロー「フルート」
歌唱賞フランク永井
新人賞設定なし
出典:公益社団法人 日本作曲家協会 公式サイト「第1回日本レコード大賞」
ここで手が止まりました。新人賞だけ「設定なし」で、公式サイトはその理由を「新人が大賞を受賞したため」と書いています。新人賞をあげようとしたら本人が大賞を取ってしまったので枠が要らなくなった、ということです。 いま「昭和の大スター」と紹介されているのは、こういう出方をした人だからなんですね。
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黒い花びらと上を向いて歩こうは同じコンビが作っていた

調べていていちばん驚いたのがここです。 「黒い花びら」の作詞は永六輔さん、作曲は中村八大さん。そして映画のタイトルになっている「上を向いて歩こう」も、作詞が永六輔さん、作曲が中村八大さん。同じコンビの曲です。 この映画は、2人に歌手の坂本九さんを加えた「689トリオ」が名曲を生むまでを描く作品で、公式サイトのキャスト表はこうなっています。
役名キャスト
中村八大(作曲)岡田准一
永六輔(作詞)松坂桃李
坂本九(歌手)仲野太賀
水原弘大森元貴
梓みちよ幾田りら
黒柳徹子吉岡里帆
柏木由紀子土屋太鳳
渥美清前野朋哉
出典:映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』公式サイト
大森元貴さんが演じる水原弘さんは、主役2人が作った曲を歌って日本で最初のレコード大賞を取った人ということになります。発表の1行だけ読むと「ゲスト出演の歌手役」に見えますが、物語の中では、主役3人の仕事がいちばん最初に世に認められた瞬間を背負う役どころです。 ここから少し個人的な話をさせてください。わたしは何かを調べ始めると納得いくまで掘ってしまうタイプで、今回も最初は「水原弘って誰だろう」くらいの軽い気持ちで日本作曲家協会のサイトを開きました。ところが第1回の一覧を見た瞬間、作詩の欄と作曲の欄に並んでいる名前が、そのまま映画の主役2人だと気づいてしまって。そこから第2回、第3回とさかのぼる手が止まらなくなりました。 「上を向いて歩こう」のアメリカでのヒットが1963年、「黒い花びら」の大賞が1959年。たった4年です。その4年に何が起きたのかを描く映画だとすると、水原弘さんの登場はかなり早い段階のはず。予告映像で大森元貴さんが何秒映っているか数えたくなりました。
幾田りらさんも梓みちよ役で出演します。歌い手2人が、同じ映画で当時の歌手を演じる並びになりました。

大森元貴の映画・ドラマ出演作を年表で並べてみた

「大森元貴 演技」で検索する人が多いのですが、今回の水原弘役は、初めての演技でも初めての映画でもありません
作品媒体
2012年13歳のハローワーク(第5話)カイトテレビ朝日
2025年4月25日#真相をお話しします鈴木(菊池風磨とW主演)映画
2025年8〜9月あんぱんいせたくやNHK連続テレビ小説
2026年1月ゴジュウジャー(第45話)吾郎(回想)テレビ朝日
2026年10月予定いろはの恋は時代をかける公表されていませんTBS
2026年12月25日SUKIYAKI 上を向いて歩こう水原弘映画
こうして並べると、映画は2025年4月公開の『#真相をお話しします』が1本目で、今回が2本目です。1本目はtimeleszの菊池風磨さんとのW主演で、映画初主演という扱いでした。 今回の出演形態は「友情出演」と報じられています。瀬々敬久監督とは2022年公開『ラーゲリより愛を込めて』の主題歌「Soranji」を手がけた縁があり、そこからの出演です。メインキャストとしての起用ではなく、監督との縁で入る形と読むのが正確そうです。 もうひとつ、年表を書きながら「おっ」となった並びがあります。2025年の朝ドラ『あんぱん』で演じたいせたくや役は、作曲家・いずみたくさんをモデルにした人物でした。作曲家を演じた翌年に、今度は作曲家が書いた曲を歌う歌手を演じる。曲を作る側と歌う側、両方をやることになったんだなと思いながら表を埋めていました。 楽曲提供の実績のほうは[大森元貴の提供曲は誰に何曲?2017年からの9年間を年表にして並べてみた](https://sachie1211.com/omori-motoki-teikyokyoku-ichiran/)にまとめてあります。
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解禁の前夜、公式Xはシルエットで引っぱっていた

この発表、前日から仕込みがありました。公式Xの投稿を時刻順に並べるとこうなります。
9月10日 19時00分 「泣きながら歩く 一人ぽっちの夜」の歌詞とシルエット画像を投稿。「このシルエットの正体は一体……?」と書いて、翌朝の発表を予告
9月11日 5時00分 水原弘役/大森元貴 を発表
9月11日 5時01分 水原弘の人物紹介を投稿
9月11日 5時12分 瀬々敬久監督とプロデューサーのコメントを投稿
前夜に使われた「泣きながら歩く 一人ぽっちの夜」は、映画のタイトルになっている「上を向いて歩こう」の歌詞です。その歌詞でシルエットを出しておいて、翌朝に出てきたのは別の曲「黒い花びら」の人だった、という流れでした。10時間引っぱって朝5時に解禁、というのは朝の情報番組に間に合わせる形ですね。 同じ日に最新予告映像も公開されています。東宝の公式チャンネルに上がっているのはこちらです。

出番の長さと歌唱シーンは公表されていない

水原弘役の出番が何シーンあるのか、「黒い花びら」をフルで歌うのか一部なのかは、まだ公表されていません。公式サイトのキャスト欄にも、それ以上の記載はない状態です。 分かっているのは本人コメントから読み取れる範囲です。撮影されたのはレコード大賞の授賞式のシーンで、監督から「レコ大いつものように」と声をかけられたこと、実際の授賞式と同じくらいの緊張感があったことを語っています。
授賞式のシーンが撮られているということは、劇中の時間軸で1959年12月27日にあたる場面があることになります。689トリオの物語のどのあたりに置かれるのかは、公開まで分かりません。
歌い手の幾田りらさんも出ていることを考えると、当時のヒット曲を何曲か流す構成の可能性はありそうです。ただしこれは公式の発表ではなく予想です。新しい情報が出たら追記します。
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9月14日に何が重なるのか

最後に、3日後の話を。9月14日は大森元貴さんの30歳の誕生日(1996年9月14日生まれ)で、同じ日の夜に冠番組のSPが放送されます。 番組表の表記ではTBS『テレビ×ミセスSP』が20時30分から22時まで。通常回より前倒しの拡大放送で、内容はロサンゼルス旅の完結編と、絢香さん・スキマスイッチさんとのコラボ歌唱と告知されています。過去のコラボは[テレビ×ミセスの歴代コラボ一覧](https://sachie1211.com/tv-mrs-collab-rekidai/)にまとめました。 節目の誕生日の3日前に「昭和の大スターを演じる」発表を置いてきたのは、たぶん偶然ではないんだろうなと思っています。こういうのは本人や事務所が言うまで外野が決めつけるものではないので断定はしませんが、9月11日から14日にかけて情報が固まっている感じはあります。 映画の公開は12月25日。クリスマスに、1959年のレコード大賞のシーンが劇場にかかります

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