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動物のお医者さんのパネルは北大のどこ?150周年の展示と聖地を並べてみた

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動物のお医者さんのパネルは北大のどこ?150周年の展示と聖地を並べてみた 観光・アクティビティ
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佐々木倫子さんの漫画『動物のお医者さん』のパネルが北海道大学に飾られた、という話題がXやThreadsで広がっています。ハムテルやチョビが並んだ大きなパネルの写真を見て、「それは北大のどこ?」「今から行っても見られる?」と気になった人も多いはずです。 この記事では、北大獣医学部と北大創基150周年の公式ページに書いてあることだけを土台にして、パネルの場所と日付、一般の人が見学するときのルール、作中の「H大学」と実在の北大の対応、そして今から見に行ける150周年の展示を表で並べました。

動物のお医者さんのパネルは北大のどこにあった?公式に書いてあること

まず、パネルについて北大の公式ページにはっきり書いてあるのは、獣医学部の「創立75周年記念事業」のページです。 そこには、2026年9月26日(土)の北海道大学創基150周年記念式典で使われる『動物のお医者さん』のパネルが獣医学部にやって来ると書かれています。「ハムテル、チョビたちとともに、皆さまを会場でお待ちしています」「記念撮影もお楽しみください」という案内つきです。 つまり流れはこうです。
日付場所何があったか
2026年9月26日(土)札幌文化芸術劇場hitaru(札幌市中央区)北大創基150周年記念式典。パネルはここで使われた
2026年10月3日(土)北大獣医学部 講堂(札幌市北区北18条西9丁目)獣医学部創立75周年記念式典・講演会の会場にパネルが登場
2026年10月4日(日)北大獣医学部 講義棟市民公開講座「動物の声を聞く科学〜One Healthと法獣医学〜」
ここで大事なのは、パネルが置かれたのは北大のメインストリートや正門付近ではなく、キャンパスの北側にある獣医学部だという点です。獣医学部の住所は札幌市北区北18条西9丁目で、北大のFAQによると北18条門(北18条西7丁目)は地下鉄南北線「北18条」駅から徒歩約7分です。 獣医学部は75周年の節目を本来の2027年から1年早め、北大150周年に合わせて2026年10月を中心に記念行事を行うと公式ページで説明しています。150周年の式典と獣医学部の75周年がたまたま重なったのではなく、意図して合わせた企画だと分かります。
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パネルはいつまで見られる?一般の人は入れる?

ここが一番知りたいところですが、パネルの展示がいつまでなのかは、北大の公式ページには書かれていません(2026年10月5日時点で確かめた範囲)。 SNSでは「10月いっぱい」という声と「式典のあとは返却する」という声の両方が出ていて、話がそろっていません。どちらも公式の発表ではないので、この記事ではどちらとも決めずにおきます。
パネルの展示期間・見学できる時間・一般公開かどうかは、2026年10月5日時点で北大獣医学部と北大150周年の公式ページに掲載がありません。行く前に獣医学部創立75周年記念行事実行委員会の事務局(公式ページに連絡先あり)へ確かめるのが確実です。
もうひとつ押さえておきたいのが、北大のキャンパス見学のルールです。北大の公式FAQには、キャンパス内の見学はいつでもできるとしたうえで、講義や実験を行っている各学部の建物への立ち入りはできませんと書かれています。 10月3日(土)の式典については「同窓生を含む関係者の方は予約なしで参加できます」という書き方で、一般向けの公開とは書かれていません。キャンパスを歩くことはできても、獣医学部の建物の中まで入れるとは限らないということです。 公式FAQには、車でキャンパスに入れないことや、明るいうちに来てほしいことも書かれています。

パネルの絵は描き下ろし?画集のイラスト?

SNSでは「佐々木倫子さんの描き下ろし」として広まっています。一方で、「画集に載っているイラストでは」という投稿もあり、ここも意見が分かれています。 北大獣医学部の公式ページの書き方は「漫画『動物のお医者さん』のパネル」だけで、描き下ろしかどうかには触れていません。 公式に「描き下ろし」と書かれているのは、小学館の『新装版 動物のお医者さん』全12巻のキャンペーンで用意された全巻収納BOXのイラストです。小学館の発表では、新装版の帯の応募券3枚で応募できるプレゼントとして紹介されていました。 今回のパネルの絵が新しく描かれたものなのか、過去のイラストを大きくしたものなのかは公表されていません。どちらであっても、1987年の連載開始から40年近くたった作品のキャラクターが150周年の大学の式典に立ったこと自体が大きいと感じます。
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作中の「H大学」と実在の北大を並べてみた

『動物のお医者さん』の作中では、大学の名前は「H大学」と書かれています。北大のサイト内にある学習用ページ(LASBOSの札幌関連コンテンツ)でも、舞台は作中で札幌市の「H大学獣医学部」と表記されているという説明です。北大の広報サイト「いいね!Hokudai」では「北大の獣医学部が舞台とされる」と紹介されています。 公式・公的なページで確かめられたことだけを並べると、こうなります。
作中実在の場所確かめられたこと
H大学(札幌市)北海道大学 札幌キャンパス北大の紹介ページで「舞台とされる」
H大学獣医学部北大獣医学部(北区北18条西9丁目)パネルが置かれた場所。北大祭では獣医学祭の展示あり
ハムテルが抜け道に使ったH大学構内札幌キャンパス(正門は北8条西5丁目)小学館のあらすじに「抜け道に利用していたH大学構内」
ポプラ並木札幌キャンパス内に実在2004年の台風で倒れたあと2005年6月に再生。約80メートル散策できる
イチョウ並木札幌キャンパス内に実在例年10月下旬〜11月上旬が見ごろ(北大FAQ)
ポプラ並木とイチョウ並木は、作中の場面との対応を北大が説明しているわけではありません。北大自身がFAQで見どころに挙げているので入れました。 並べてみて感じるのは、「聖地」と呼ばれている場所のほとんどが、ふだんから誰でも歩けるキャンパスの外の部分だということです。パネルのように建物の中に置かれたものは、学部のルールが優先されます。ここを分けて考えるだけで、行ってから入れなかった、ということは減らせます。 作品の舞台を公式の資料だけで追う形は、映画クレヨンしんちゃんの舞台を調べた記事でも同じやり方をしています。 もう少し脱線すると、『動物のお医者さん』は北大のキャンパスそのものの宣伝にもなってきた作品だと感じます。北大の広報サイトが獣医学祭の記事の書き出しで「漫画『動物のお医者さん』の舞台として知られる北大獣医学部」と紹介し、附属図書館の150周年記念展示「北海道大学を読む」でも北大ゆかりの本としておすすめのポップがついていました。大学側が作品をあくまで「舞台とされる」と少し距離をとって書きながらも、何度も名前を出しているのは興味深い点です。 さらに、2026年6月の北大祭では獣医学部3年生が中心になって「のぞいてみよう!獣医学の世界」という展示を開き、ウシの骨格標本や実習用の模型が並んだと「いいね!Hokudai」が伝えています。獣医学部の中を一般の人がゆっくり見られる機会としては、北大祭のほうが確実だと言えます。パネルの展示がいつまでか分からない今、「獣医学部の中を見たい」という気持ちの受け皿は、来年の北大祭になりそうです。作中のハムテルたちがいる世界を、本物の標本や教科書で確かめられる場はほかにあまりないので、ここは大きい差だと感じます。
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北大150周年で今から見られる展示を並べてみた

パネル以外にも、北大創基150周年の企画はまだ続いています。150周年の公式サイトに載っているものから、2026年10月5日(月)以降に見られるものを中心に並べました。
企画期間場所・時間
「北海道大学附属図書館の歴史」展2026年9月14日(月)〜10月22日(木)附属図書館本館2階 正面玄関ロビーとSky Open Area
「私たちの北大 思い出スポット写真展」2026年9月25日(金)〜11月27日(金)エンレイソウ1F ENLIGHT(北11条西8丁目)・平日のみ9:00〜18:00
記念式典・記念イベント2026年9月26日(土)〜27日(日)hitaru・SCARTS(終了)
獣医学部創立75周年記念式典など2026年10月3日(土)〜4日(日)獣医学部講堂・講義棟(終了)
思い出スポット写真展は「開場時間内はどなたでも観覧いただけます」と公式に書かれています。エンレイソウの会員でない人は呼び出しボタンでスタッフを呼ぶ形です。アンケートに答えた先着150名にはオリジナル缶バッジが渡されます。
一般の人が確実に見られると公式に書かれているのは、思い出スポット写真展です。土日は開いていないので、週末に札幌へ行く人は注意が必要です。 また、北大150年史編集室は2026年8月に『写真集 北大150年』を刊行しています。約600枚の写真で、クラーク像やポプラ並木のうつりかわりが見られる内容で、北海道大学出版会から販売されています。キャンパスまで行けない人にとっては、こちらが手軽な入り口です。
小学館の新装版『動物のお医者さん』(全12巻)の1巻はこちらです。
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原作・新装版・ドラマを公式の情報で確かめる

作品の基本の情報も並べておきます。
原作は1987年〜1993年に白泉社『花とゆめ』で連載。現在は小学館から『新装版 動物のお医者さん』全12巻が各770円(税込)で出ています。ドラマはテレビ朝日で2003年4月17日〜6月26日に放送され、吉沢悠さんがハムテル(西根公輝)を演じました。
小学館のあらすじでは、進路に悩む高校3年生の西根公輝(ハムテル)が、抜け道にしていたH大学の構内で「般若のような顔の子犬」と漆原教授に出会うところから話が始まります。シベリアンハスキーのチョビ、猫のミケ、鶏のヒヨちゃんが作品の顔ぶれです。獣医学部の公式の案内でパネルについて名前が出ているのは「ハムテル、チョビたち」です。 ドラマの配信については、今どこで見られるかを公式に確かめられる情報が見つからなかったため、この記事では扱いません。 まとめると、パネルが北大獣医学部に来たことは公式に書かれていますが、いつまで・誰が見られるかは公表されていません。行くなら事務局に確かめてから、確実に見たいなら思い出スポット写真展や『写真集 北大150年』から、という順番がおすすめです。

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