『相棒』season25が2026年10月から始まります。杉下右京の相棒は、いまは亀山薫です。
25年のあいだに相棒は4人。並べてみると、4人ともある共通点を持っていました。しかもその共通点、途中から意図的に揃えられたものでした。さらに調べていくと、そもそも「代数」に入れてもらえなかった人たちがいることも分かりました。
順に並べていきます。
歴代の相棒は4人。期間はこうなっている
| 代 | 役名 | 演者 | 期間 |
|---|---|---|---|
| 1代目 | 亀山薫 | 寺脇康文 | pre season 〜 season7第9話(2008年12月17日) |
| 2代目 | 神戸尊 | 及川光博 | season7最終話(2009年3月18日)〜 season10最終話(2012年3月21日) |
| 3代目 | 甲斐享 | 成宮寛貴 | season11第1話(2012年10月10日)〜 season13最終話(2015年3月18日) |
| 4代目 | 冠城亘 | 反町隆史 | season14第1話(2015年10月14日)〜 season20最終話(2022年3月23日) |
| 5代目 | 亀山薫(復帰) | 寺脇康文 | season21第1話(2022年10月12日)〜 |
1代目と5代目が同じ人なので、人数としては4人です。
4人とも「か」で始まって「る」で終わる
名前を声に出すと分かります。
- かめやま かおる
- かんべ たける
- かい とおる
- かぶらぎ わたる
名字が「か」で始まり、名前が「る」で終わる。4人とも同じです。
ただ、ここが面白いところなんですが、これは最初から狙ったものではありませんでした。及川光博さん演じる神戸尊が登場するタイミングでスタッフがこの一致に気づいて、そのあとの甲斐享・冠城亘は、その法則に合わせて名前が付けられています。つまり1代目と2代目までは偶然で、3代目から意図的ということです。
もうひとつ、名字にも法則がありました。亀山・神戸・甲斐は、全部実在の地名です。この法則は冠城亘のところで崩れています。「冠城」という地名はありません。
気づいた法則は守り、途中で崩れたら崩れたままにしてある。25年やっているとこういう積み重ねができるんだな、と思いました。
\✨メモリアルシーズン✨/#相棒 season25 開幕
— 相棒 (@AibouNow) 2026年8月27日
2026年10月スタート
毎週水曜よる9時🚨
㊗️現行連続ドラマ日本最長シリーズ#杉下右京👓×#亀山薫🐢
12年目突入の《黄金コンビ》が
“想像を超える”相棒ワールドへ誘う―――#aibou #相棒25 pic.twitter.com/xn61fVZuMt
実は「代数」に入っていない相棒が6人以上いる
ここがいちばん驚いたところです。
設定上、亀山薫の前にも特命係の係員が6人いたことになっています。さらに、薫が辞職してから神戸尊が着任するまでの間にも、右京と組んで仕事をした人物がいます。
この人たちは歴代相棒の代数に含まれていません。理由は、続かなかったからです。右京の言葉として、最短で1日、最長でも1週間足らずで離脱していたと語られています。
1日です。配属された初日にいなくなった人がいる、ということになります。特命係が「警視庁の陸の孤島」と呼ばれる部署だという設定を考えると、そりゃそうかとも思うのですが、それにしても1日は早い。
「歴代の相棒は4人」と数えるとき、その裏に1週間もたなかった人が何人もいる。この事実を知ってから見ると、亀山薫が7シーズン続けたことの意味が変わってきます。
1代目・亀山薫の降板と、噂された不仲説
寺脇康文さんの1回目の降板は、2008年12月17日放送のseason7第9話「レベル4〜後篇・薫最後の事件」でした。
この降板、season7の放送が始まる前にテレビ朝日が公表するという異例の形が取られています。視聴者は「この人はいなくなる」と知った状態で、いなくなる回まで見続けたことになります。
当時、一部で水谷豊さんとの不仲説が噂されました。これについては製作関係者が否定するコメントを出しています。
そもそも寺脇さんの卒業は不仲説ではなく、水谷さんが〝独り立ち〟して欲しいという思いから背中を押しただけ。関係は良好ですよ
そして14年後、season21で相棒として復帰しています。不仲だったら戻ってこないだろう、というのがいちばん分かりやすい答えなのかもしれません。
🛑 2代目・神戸尊と3代目・甲斐享の降板について、公式に理由が説明されたという記録は見つかりませんでした。「◯◯だったから」と書いているサイトもありますが、出どころが確認できないものは、ここでは書きません。
4代目・冠城亘は「歴代最多出演」のまま卒業した
反町隆史さん演じる冠城亘は、season14からseason20まで7シーズン務めました。
そして2021年11月24日放送のseason20第7話「かわおとこ」で、寺脇さんの出演回数を更新し、歴代相棒の中で最多の出演回数になりました。
ここが不思議なところで、その同じ日に、テレビ朝日からseason20限りでの卒業が発表されています。最多記録を更新した日に、辞めることが発表された。偶然にしてはできすぎているので、記録を作らせてから送り出す形にしたのかもしれません(これは推測です)。
最終回のタイトルは「冠城亘最後の事件〜特命係との別離」。2022年3月23日の放送でした。
『相棒season25』10月より放送決定 水谷豊×寺脇康文の“黄金コンビ”が12年目に突入 https://t.co/KiU2kpw7tP @realsound_mより
— 山さんひとすじ (@yamamura0408) 2026年8月27日
相棒だけが替わって、捜査一課が替わらない理由
ここも面白かったので入れておきます。
相棒は4人替わっているのに、伊丹憲一も芹沢慶二も角田六郎も、ずっと同じ人が演じています。プロデューサーの松本さんが、その理由をこう説明しています。
相棒としてドラマを背負っている薫と違い、ドラマを背負ったわけではなく、例えば角田のポジションを別の演者がやっても面白くならないかもしれないリスクを冒してまで変更する必要はない
薫を卒業させたのは作品世界の中でのリアリティが理由だった、とも語られています。同じ人がずっと同じ部署にいるのは不自然だから、という話です。
言われてみると、警察って異動がある職場です。相棒だけが替わっていくのは、リアルに寄せた結果だった。ただし脇役まで替えると番組が壊れるから、そこは替えない。かなり割り切った判断だと思います。
まとめ
- 歴代の相棒は4人(亀山薫・神戸尊・甲斐享・冠城亘)。亀山薫だけ2回やっている
- 4人とも「か」で始まり「る」で終わる名前。ただし2代目まで偶然、3代目から意図的
- 名字が実在の地名という法則もあったが、冠城亘で崩れた
- 代数に入っていない相棒が6人以上いる。最短1日、最長でも1週間足らずで離脱
- 亀山薫の降板で噂された不仲説は、製作関係者が否定している
- 冠城亘は歴代最多出演を更新した同じ日に卒業が発表された
- 捜査一課の面子が替わらないのは「ドラマを背負っていないから」
season25の詳しい情報は別記事にまとめています。



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