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ドラえもんの蒸気時間車はリメイク?脚本の上田誠から中身を予想してみた

映画ドラえもんのび太の蒸気時間車がリメイクか調べたアイキャッチ画像 アニメ
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2027年春に公開される「映画ドラえもん のび太の蒸気時間車」。シリーズ第46作です。 タイトルが発表されてから、検索の候補に「蒸気時間車 リメイク」という言葉が並ぶようになりました。映画ドラえもんは過去に何本かリメイク作品を出しているので、今回もそうなのか気になりますよね。 先に答えを書きます。蒸気時間車はリメイクではなく、完全な新作です。
この記事で分かること
・リメイクではないと言い切れる理由
・「蒸気時間車」がどんな道具なのか
・脚本の上田誠さんが書いてきたもの
・19世紀ロンドンを選んだ理由を本人が語っている
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リメイクではない、と言い切れる理由

まず、公式が出している情報を確認しました。映画の公式サイトに書かれているのは、原作が藤子・F・不二雄さん、監督が森山瑠潮さん、脚本が上田誠さん、公開が2027年春。この4つだけです。 そのうえで、報道各社が伝えている発表内容には「完全オリジナルストーリー」という言葉が入っています。19世紀のイギリス・ロンドンを舞台に、ドラえもんとのび太たちが21世紀の日本から時空を越えて冒険する、という説明つきです。
調べたこと結果
過去45作に同じタイトルがあるかない
発表の説明完全オリジナルストーリーと伝えられている
舞台19世紀のイギリス・ロンドン
シリーズでの位置第46作
映画ドラえもんは、たしかにリメイクを何度もやってきたシリーズです。だからこそ「今度もそうなのかな」と考えるのは自然な流れなんですよね。でも今回は違いました。
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そもそも「蒸気時間車」って何なのか

聞き慣れない言葉なので、ここも押さえておきます。 監督の森山瑠潮さんが、発表のコメントの中ではっきり説明していました。
本作は、蒸気機関車型タイムマシン「蒸気時間車」に乗って、夢とロマンに溢れる、<少しふしぎ>な時間旅行へと出かけていく、そんな冒険活劇映画です!
引用:森山瑠潮監督コメント(2026年7月24日発表)
蒸気時間車=蒸気機関車の形をしたタイムマシン。これが公式の定義です。 ドラえもんのタイムマシンといえば、机の引き出しから入っていく、あの乗り物ですよね。それが蒸気機関車の姿になっているわけです。解禁されたビジュアルでも、シルクハットとケープを身につけたドラえもんが蒸気機関車に乗っています。
<少しふしぎ>は、藤子・F・不二雄さんが自分の作品を指して使っていた言葉です。SF(サイエンス・フィクション)を「すこしふしぎ」と読み替えたもので、監督があえてこの言い方をしている点に、シリーズへの目配せを感じます。
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脚本は上田誠さん。タイムマシンを書き続けてきた人

ここからが、この記事でいちばん書きたかったところです。 脚本を担当するのは上田誠さん。京都の劇団「ヨーロッパ企画」の代表で、劇団の本公演はすべて自分で脚本と演出を手がけている方です。 そして上田さん、タイムマシンの話をずっと書いてきた人なんです。
作品中身
サマータイムマシン・ブルース(2005年映画化)原作・脚本。壊れたエアコンのリモコンを取りに前の日へ戻る
テレビアニメ「ドラえもん」誕生日スペシャル(2024年)「のび太とギリシャのケーキ伝説」で脚本を担当
タイムトラベルダディ(2026年夏 放送中)脚本。タイトルのとおりタイムトラベルもの
映画ドラえもん のび太の蒸気時間車(2027年春)脚本。映画シリーズは今回が初参加
テレビアニメのドラえもんでは2024年に1本書いていますが、映画に参加するのは今回が初めてです。 面白いのが、上田さんは今この瞬間もタイムトラベルもののドラマを放送中だということ。時間を扱う話を、ずっと手を替え品を替え書き続けている人が、ドラえもんの時間旅行を任された形になります。

19世紀のロンドンを選んだ理由を、本人が語っている

なぜロンドンなのか。ここも本人がコメントで説明していました。
ドラえもんたちと時間旅行に出れるなんて! せっかくなので、一度は行ってみたかった、19世紀ロンドンへ行くことにしました。蒸気機関が発達し、タイムマシンも生まれたという、いわば「時間のふるさと」だからです。
引用:上田誠さんコメント(2026年7月24日発表)
「時間のふるさと」。この言い方、うまいですよね。 19世紀のロンドンは、蒸気機関が世の中を変えていった時代です。そしてタイムマシンという発想そのものが生まれた場所でもあります。H・G・ウェルズの『タイム・マシン』が発表されたのが1895年のイギリスなので、たしかにふるさとと呼べる土地なんです。 つまり蒸気機関とタイムマシンの両方が生まれた場所へ、蒸気機関車型のタイムマシンで行くという構造になっています。タイトルの「蒸気」と「時間」が、そのまま舞台の選び方につながっている形ですね。 上田さんはコメントをこう締めています。
時間に縛られ、時間に追いかけられがちな毎日ですが、時間はさかのぼることも、追いかけることも、時間の川のほとりで遊ぶこともできます。蒸気時間車に乗って、冒険の旅に出ましょう。
引用:上田誠さんコメント(2026年7月24日発表)
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監督の森山瑠潮さんはテレビアニメ育ち

監督の森山瑠潮さんについても調べました。 2020年からテレビアニメ「ドラえもん」シリーズに関わってきた方です。絵コンテ、演出、演出協力、キャラクター設定、特殊作画、原画と、担当してきた役割が幅広いのが特徴でした。 週に1度のテレビシリーズを6年やってきた人が、映画で指揮を執る。コメントの中では、自分が子どものころに大長編ドラえもんを読んでワクワクした気持ちに「時間旅行して」映画を作っている、という言い方をしていました。
この記事の情報は2026年8月17日時点のものです。ゲスト声優・主題歌・公開日はまだ発表されていません。出そろった時点で追記します。

ここから個人的な話をさせてください

この記事、最初は「ゲスト声優は誰か」で書こうと思っていました。毎年ざわつく話題ですし、検索もされているので。 でも調べ始めてすぐ、そっちじゃないなと思ったんです。ゲスト声優はまだ何も発表されていないので、書こうとすると過去作の顔ぶれを並べて「今年もこういう人かも」と言うしかありません。それって、読んだ人が持って帰れるものが何もないんですよね。 かわりに引っかかったのが、脚本の上田誠さんという名前でした。サマータイムマシン・ブルースを書いた人だと分かった瞬間に、この映画の見え方がまるっと変わりました。あれ、ものすごく小さい話なんです。壊れたリモコンを取りに前の日へ戻るだけ。宇宙も救わないし、世界も終わらない。それでもタイムマシンの話として成立していて、しかも笑える。 その人が、ドラえもんで19世紀のロンドンへ行く。しかも理由が「時間のふるさとだから」。正直、この一言を見つけたときに手が止まりました。まだ映像が30秒ぶんしか出ていないのに、どういう映画になるかが少し見えた気がしたからです。 うちには9歳と5歳と3歳の子どもがいて、春の映画ドラえもんは毎年の行事みたいになっています。上の子は理屈っぽい話も分かるようになってきたので、時間をさかのぼる話をどう受け取るんだろう、というのが今から気になっているところです。3歳はたぶん、蒸気機関車が走っているだけで喜ぶと思うんですけど。 まだ1年半以上先の話なので、気が早いにも程があるんですけどね。それでもタイトルと脚本家の名前だけで、ここまで想像できる映画もそうそうないと思っています。
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まとめ

映画ドラえもん のび太の蒸気時間車について、この記事で分かったことをまとめます。
  • リメイクではなく、完全な新作(過去45作に同じタイトルはない)
  • 蒸気時間車は、蒸気機関車の形をしたタイムマシン
  • 舞台は19世紀のイギリス・ロンドン。公開は2027年春でシリーズ第46作
  • 脚本はヨーロッパ企画の上田誠さん。映画シリーズは今回が初参加
  • 上田さんはサマータイムマシン・ブルースの作者で、今もタイムトラベルもののドラマを放送中
  • ロンドンを選んだ理由は「蒸気機関とタイムマシンが生まれた、時間のふるさとだから」
  • 監督の森山瑠潮さんは2020年からテレビアニメに携わってきた人
タイトルの「蒸気」と「時間」が、舞台の選び方から乗り物の形まで、きれいに一本の線でつながっている作品でした。ゲスト声優や主題歌が出てきたら、また追記しますね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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