チキンフィレバーガーはいつまで買えるのか
結論から書きます。2026年10月11日(日)の時点で、日本KFCの公式ニュースリリースに「チキンフィレバーガーは◯月◯日で終了」という一文はありません。 2026年10月7日(水)に出たリリースは、新しい定番「オリジナルチキンバーガーズ」を10月14日(水)から全国のKFC店舗で販売開始する、という内容です。「43年ぶりに大改革」「43年間続けてきたバーガーのレシピや製法を一から見直しました」と書かれていて、チキンフィレバーガーは「KFC BURGERSの元祖」として紹介されています。
公式のリリースには、チキンフィレバーガーの最終日も「在庫がなくなり次第終了」といった書き方も出てきません。週刊アスキーは見出しで「さよなら“チキンフィレバーガー”」と書き、本文で「名前も『チキンフィレバーガー』から『オリジナルチキンバーガー』へ変わり」と説明しています。
新しい定番が10月14日(水)から始まるので、切り替えの区切りはその前日の2026年10月13日(火)あたりと考えるのが自然です。ただしこれは公表されていない考察です。お店ごとに残り方が違う可能性もあるので、確実に食べ納めをしたい人は、行く予定の店舗に聞くのが一番早いです。
ちなみにBuzzFeed Japanは、10月8日(木)時点の公式サイトのメニューに、チキンフィレバーガーを含む5種のバーガーと2種のツイスターが載っていたと伝えています。
10月14日からの新バーガー6種と値段の一覧
新しい「オリジナルチキンバーガーズ」は、定番4種と「プレミア」2種の合わせて6種類です。値段はすべて公式リリースの税込価格です。| 商品名 | 単品 | セット(ランチ価格) | どんなバーガーか |
|---|---|---|---|
| オリジナルチキンバーガー | 490円 | 890円(790円) | 新しいチキンをシンプルに |
| オリジナルチキンバーガー(レッドホットソース) | 540円 | 940円(840円) | マヨベースのマイルドな辛さ |
| オリジナルチキンバーガー(チーズ) | 540円 | 940円(840円) | チェダースライスチーズ入り |
| オリジナルチキンバーガー(てりやき) | 540円 | 940円(840円) | 辛みを抑えた醤油ベースの甘口 |
| プレミアバーガー | 750円 | 1,150円(1,050円) | 厚切りベーコンとまるオムレツ、ガーリックペッパーマヨソース |
| プレミアチーズバーガー | 790円 | 1,190円(1,090円) | プレミアバーガーにチェダーチーズ |
発売日は2026年10月14日(水)、販売店舗は全国のKFC店舗です。2026年3月18日(水)には神奈川・広島・鹿児島の3エリア54店舗で先に売られていて、公式は「当初想定していた以上の高い評価」を受けて全国展開を決めたと説明しています。
むね肉からもも肉で何が変わるのか
公式リリースが挙げている変更点は2つです。1つ目は「素材の刷新」で、鶏むね肉からジューシーな鶏もも肉へ。2つ目は「製法の再構築」で、粉付け方法、調理法、各種ソースを一から作り直したことです。 開発担当者のコメントでは、これまでのバーガーは「サイズ感や食感、ジューシーさの面で『バーガーでこそ食べたいチキン』を実現できていない」と感じていたこと、本格的な開発は2024年後半から始めて完成まで1年半かかったことが語られています。 値段も変わります。食品産業新聞社は、これまでのチキンフィレバーガーが単品税込440円だったため、オリジナルチキンバーガーは50円高くなると書いています。公式の「ケンタランチ550コンビ」のリリースでも、チキンフィレバーガーとポテト(S)の単品を足した値段が730円、ポテト(S)が290円とされていて、差し引くと440円で数字が合います。
旧と新の対応は、公式が「この商品の後継はこれ」と発表したものではありません。名前と中身から並べた、この記事の見立てです。
| これまでの定番(2026年5月のリリースより) | 近いと考えられる新バーガー |
|---|---|
| チキンフィレバーガー(440円) | オリジナルチキンバーガー(490円) |
| 辛口チキンフィレバーガー | オリジナルチキンバーガー(レッドホットソース) |
| チーズチキンフィレバーガー | オリジナルチキンバーガー(チーズ) |
| ダブルチキンフィレバーガー | 同じ形のものはなし。食べごたえ重視ならプレミアバーガー |
| 和風チキンカツバーガー | 公表されていません。醤油ベースならてりやき |
1983年からの歴代バーガーの流れ
公式のリリースと大手報道で確かめられた範囲で、KFCのバーガーの流れを並べました。| 時期 | できごと |
|---|---|
| 1983年 | 「チキンフィレサンド」発売。のちのチキンフィレバーガー |
| 2001年 | ツイスターの展開が始まる |
| 2026年1月5日(月) | チキンフィレバーガーと和風チキンカツバーガーの「550コンビ」がケンタランチに登場 |
| 2026年2月4日(水) | 「チーズにおぼれるフィレバーガー」2種を数量限定で発売 |
| 2026年3月18日(水) | オリジナルチキンバーガーズを3エリア54店舗で先行販売 |
| 2026年5月7日(木) | 価格改定。定番バーガー5種は値段を据え置き |
| 2026年5月27日(水) | 「ザ・アメリカンバーガーズ」を数量限定で発売 |
| 2026年7月8日(水) | 「夏の和風バーガーズ」を数量限定で発売 |
| 2026年10月14日(水) | オリジナルチキンバーガーズを全国で発売 |
【KFC】ケンタッキー、鶏むね肉 ⇒ 鶏もも肉へ! 43年ぶり変更に「大改革」の声も バーガーのレシピ見直しでファン「有力な選択肢になりそう」 https://t.co/mla3pTAKWD
— LASISA編集部 (@LASISA_jp) 2026年10月9日
並べて分かったこと
いちばん大きいと感じたのは、今回の刷新が「新商品の追加」ではなく「定番の入れ替え」として出されていることです。KFCは季節ごとにチーズにおぼれるフィレバーガーや夏の和風バーガーズのような数量限定バーガーを出してきましたが、どれも「数量限定」でした。今回のリリースには「新定番」という言葉が使われていて、扱いがまったく違います。 それなのに、元祖のチキンフィレバーガーがいつ終わるのかは書かれていません。読む側からすると一番知りたいところが空いている形で、「いつまで」と調べる人が出てくるのは自然な流れだと感じます。2026年9月30日(水)から10月13日(火)まで「カーネルクリスピー1ピース半額」が行われていることも公式に出ていて、10月13日(火)がひとつの区切りになっているようにも見えますが、チキンフィレバーガーと結びつける記載はありません。 もうひとつ気になるのが、同じ秋にマクドナルドも動いていることです。マクドナルドは2026年10月21日(水)から、もも一枚肉を使った新しいレギュラーのチキンバーガーを出し、チキンフィレオなどが順次終わると報じられています。ケンタッキーとマクドナルドが1週間違いで、そろってむね肉からもも肉へ移るのは、並べてみるとかなり珍しい重なりです。マクドナルド側の終わる商品と新商品は、チキンフィレオの代わりはどれ?終わる3品と10月21日の新チキンを対応表で並べてみたでまとめています。イザ!の記事では、むね肉の卸売価格が上がって、もも肉との差が縮まっていることが背景として挙げられています。ただ、KFCのリリースが理由として書いているのは「バーガーを食べるためにKFCへ行きたくなる、とっておきのチキンバーガー」を目指したという話で、鶏肉の値段については一言も触れていません。ここは公式の説明と報道の見立てを分けて読んだほうがよさそうです。 値段の面では、単品が440円から490円になり、50円上がります。一方で、5月の価格改定のときに定番バーガーの値段は据え置かれていました。据え置いた定番を、半年たたずに新しい定番へ入れ替える流れになっていて、値上げというより商品そのものを替えて値段を付け直した形に見えます。550コンビのような安いランチのセットが新しいバーガーで続くのかどうかも、公表されていません。 名前の付け方も面白いところです。新しいバーガーには、看板商品の「オリジナルチキン」の名前がそのまま入っています。公式は「KFCといえばオリジナルチキン」というイメージが強く、バーガーにはまだ選んでもらえる余地があると書いていて、看板の名前をバーガーに貸して、バーガーを看板に近づけようとしているように読めます。43年続いた「フィレ」という言葉が定番から外れるのは、メニューの一行が変わる以上に大きな変化だと感じます。 チキンフィレバーガーの最終日や、和風チキンカツバーガーとダブルチキンフィレバーガーの行方が公式に出たら、この記事に書き足します。 ケンタッキーのほかの限定パックについては、カーネル生誕祭パックはいつまで?990円の中身を歴代4年ぶんと並べてみたでも並べています。チキンが主役の新レギュラー出るぞ!
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) 2026年10月8日
10/21(水)から! pic.twitter.com/AxbqVIIdyW



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