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汝、星のごとくと星を編むの読む順番は?映画までに追いつく形を並べてみた

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汝、星のごとくと星を編むの読む順番を並べた記事のアイキャッチ。瀬戸内の島の港と文庫本 映画
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映画『汝、星のごとく』の公開日が2026年10月9日に決まって、公開までに原作を読んでおこうとしている人が最初につまずくところがあります。続編の『星を編む』を、先に読むのか後に読むのかです。 先に結論から書きます。 『汝、星のごとく』から読んで、そのあとに『星を編む』です。刊行された順番のとおりで、迷わなくて大丈夫です。 ただ、調べていてここで手が止まりました。「刊行順=時系列順だから」という理由ではなかったんです。『星を編む』の中身を出版社の紹介文で確かめたら、3つの話が入っていて、そのうち「続き」にあたるのは1つだけでした。
この記事で分かること
  • 汝、星のごとくと星を編むはどっちから読むのか
  • 星を編むに入っている3編それぞれの中身
  • 小説4冊の発売日とページ数と値段
  • 文庫だけで2冊そろうようになったのはいつからか
  • 漫画版は今どこまで出ているのか
  • 映画の公開日まで1日何ページ読めば間に合うのか
映画の予告と主題歌は、公式アカウントから解禁されています。

汝、星のごとくと星を編むはどっちから読む?答えは刊行順です

まず順番です。『汝、星のごとく』(2022年8月)→『星を編む』(2023年11月)の順で読みます。 『星を編む』は講談社の作品ページに「第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』続編」とはっきり書かれていて、紹介文も「『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語」となっています。前の作品を読んでいる前提で書かれた本です。 逆から読むとどうなるかというと、登場人物の関係も、その人がどうしてそこにいるのかも分からないまま進むことになります。しかも『星を編む』のほうには、前作の結末に触れている部分が入っています。あらすじの時点で暁海(あきみ)のその後に触れているので、先に開くのはもったいないと思いました。 ここまでは他のサイトにも書いてあることです。うちが調べていて「そういうことだったのか」と思ったのは、この次でした。

星を編むは「続き」だけじゃなかった。3編の中身を分けてみた

『星を編む』は長編が1本入っている本ではありません。3編が入った本です。講談社の作品ページに、それぞれの中身が書かれていました。
収録順タイトル中身(出版社の紹介文より)
1編目春に翔ぶ二人を支える教師・北原が秘めた過去。病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題
2編目星を編む漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの
3編目波を渡る愛の果てにも続いていく暁海の人生。前作の先に描かれる未来と新たな愛の形
分けて並べてみると、はっきりします。「その後の話」は3編目の「波を渡る」だけです。 1編目は脇にいた先生の側の話、2編目は本編にはほとんど出てこない編集者たちの話です。つまり『星を編む』は、前作の続きを1冊まるごと書いた本ではなく、同じ世界を別の人の側から埋めていって、最後に先へ進むという作りになっていました。 だから順番が大事なんだな、と思ったところです。3編とも「前作を読んだ人が読む」ことを前提に置かれているので、先に開いてしまうと、埋めるはずの余白のほうを知らないまま読むことになります。
3編の初出は「小説現代」の2022年10月号・2023年3月号・2023年11月号で、単行本にするときに全編を加筆改稿したと講談社の書誌情報に書かれています。1編目が雑誌に載ったのは、前作の単行本が出た2022年8月の2か月後でした。

小説4冊の発売日とページ数を並べてみた

「順番は分かったけど、どれを買えばいいのか」で迷う人がいると思います。今この2作は、単行本と文庫の4冊が並んでいる状態だからです。全部並べました。
発売ページ数本体価格
汝、星のごとく単行本2022年8月344ページ1,600円
汝、星のごとく講談社文庫2025年7月439ページ900円
星を編む単行本2023年11月8日288ページ1,600円
星を編む講談社文庫2026年7月361ページ850円
文庫のページ数が多いのは、判型が小さくなって1ページに入る文字数が減るためです。中身が増えているわけではありません。 値段で見ると差がはっきり出ます。単行本2冊なら本体3,200円、文庫2冊なら本体1,750円です。税込にすると3,520円と1,925円で、1,595円の差になります。
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文庫だけで2冊そろうようになったのは2026年7月からです

ここが今年いちばん変わったところでした。 『星を編む』の文庫が出たのは2026年7月です。つまり「文庫を2冊買えば両方読める」という状態になったのは、今年の夏からということになります。 去年の夏に『汝、星のごとく』の文庫が出た時点では、続きを読もうとすると単行本を買うしかありませんでした。文庫と単行本が本棚で背の高さが揃わないあの感じ、地味に気になる人はいると思います。うちは気になるほうです。 順番でいうと、こういう流れでした。
  • 2022年8月 汝、星のごとく(単行本)
  • 2023年11月 星を編む(単行本)
  • 2025年7月 汝、星のごとく(文庫)
  • 2026年7月 星を編む(文庫)
  • 2026年10月9日 映画公開
文庫が出そろってから映画の公開まで、3か月しかありません。今から読み始める人にとっては、いちばん買いやすいタイミングに公開が当たった形です。 原作の文庫については、講談社文芸の公式チャンネルがCMを出しています。

漫画版は3巻で止まっています

サジェストに「汝、星のごとく 漫画」が出てくるので、漫画で追いつくのはどうかも調べました。作画は古里こうさんで、講談社の女性漫画誌『Kiss』でのコミカライズです。 単行本は3巻まで出ていました。
発売ページ数
1巻2024年11月180ページ
2巻2025年5月
3巻2026年1月174ページ
ここで気になったのが、3巻が出た2026年1月から、2026年9月の時点まで新しい巻が出ていないことでした。国立国会図書館の書誌データで作画の古里こうさんの名前を追うと、電子版『Kiss』への掲載は2026年1月号(2025年11月25日発売)を最後に見当たりません。『Kiss』の公式サイトの連載中作品の一覧にも、今は載っていませんでした。 完結したのか、休んでいるのか、そこまでは公表されている情報が見つかりませんでした。こういうのは公式が言うまで外から決めつけるものじゃないと思うので、分かったことだけ書いておきます。 ただ、映画までに話の全部に追いつきたいのなら、今の時点では漫画だけでは足りないということにはなります。小説の1冊目にあたる部分がまだ途中だからです。
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映画公開まであと31日。1日何ページ読めば間に合うか数えてみた

最後に、いちばん知りたいところを数字にしました。 この記事を書いているのは2026年9月8日です。映画の公開は10月9日(金)なので、公開日まで31日、前日の10月8日までに読み終えるとすると30日あります。 文庫2冊のページ数は439ページと361ページで、合わせて800ページです。
  • 2冊とも読む場合 800ページ ÷ 30日 = 1日およそ27ページ
  • 『汝、星のごとく』だけ読む場合 439ページ ÷ 30日 = 1日およそ15ページ
割ってみて、正直ちょっと拍子抜けしました。800ページと聞くと身構えるんですけど、1日27ページです。文庫のページなら、そんなに構えなくてもいい量だと思います。 ここから少し個人的な話をさせてください。うちは子どもが3人いて、まとまった時間で本を読むというのがまずできません。だから「800ページを1か月で」と言われた時点で、正直むりやなと思って計算を始めました。でも割った数字を見て、考え方が逆やったなと。まとまった時間が取れないなら、27という数字のほうを持っておけばいいんですよね。その日はここまで、で閉じられる区切りがあると、途中で放り出す確率が下がります。 しかも2冊目の『星を編む』は3編に分かれているので、区切りがもともと3つあります。1編ごとに読み切れる形になっているのは、細切れの時間しかない人にはありがたい作りだと思いました。 映画のほうは、監督が藤井道人さん、W主演が横浜流星さんと広瀬すずさんです。主題歌はRADWIMPSの書き下ろしで「夕星-ゆうづつ-」に決まっています。舞台は愛媛県の今治で、公開に先立って第31回釜山国際映画祭の「アジア映画の窓部門」への出品も決まりました。
横浜流星さんは、うちで別の作品についても調べています。よかったらそちらもどうぞ。
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まとめ

『汝、星のごとく』と『星を編む』の読む順番を調べて分かったことを、最後にまとめておきます。
  • 読む順番は『汝、星のごとく』→『星を編む』の刊行順
  • ただし『星を編む』は3編入っていて、「その後の話」は3編目の「波を渡る」だけ
  • 1編目は教師・北原の側、2編目は編集者たちの側から、前作の余白を埋める話
  • 文庫は2冊で本体1,750円。2冊そろったのは2026年7月から
  • 漫画版は3巻(2026年1月)まで。それ以降の続きは今のところ見当たらない
  • 映画は2026年10月9日公開。文庫2冊なら1日27ページで間に合う計算
映画が公開されたあとは、どこまでが映画で描かれてどこからが『星を編む』の範囲なのか、という話も出てくると思います。そのあたりは公開後にまた調べて追記します。

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