この記事で分かること
- 本人が「得意な順番」として挙げた5つ
- それぞれがどんな格闘技なのか
- ブラジリアン柔術の帯と、世界大会の成績
- 「3種類」と書かれている記事が多い理由
本人が挙げた「得意な順番」は5つでした
出どころは、岡田准一さん本人のXです。2024年3月、格闘技イベントの解説に呼ばれたことについて説明した投稿でした。「得意な順番にならべると」と前置きしたうえで、カリシラット、修斗、ジークンドー、剣術、ブラジリアン柔術の5つを挙げています。 ここで目を引くのが後ろの2つです。剣術とブラジリアン柔術は、いわゆる「3種類」の紹介には入っていません。しかも本人が「修斗は総合格闘技なのでレスリングも入ります」と補足しているので、実際に扱う技の幅はもっと広いということになります。急にレスリング?なぜ?と
— 岡田准一 / JUNICHI OKADA / AISTON (@J_OKADA_AISTON) 2024年3月6日
知らない方も多いので一応、
僕は修斗のシューターという資格を持っていまして、
修斗は総合格闘技なのでレスリングも入ります、
ちなみに得意な順番にならべると
カリシラット、修斗、ジークンドー、剣術、ブラジリアン柔術になります。
5つがそれぞれどんな格闘技なのか
名前だけ並べても分かりにくいので、ざっくり整理しました。| 順 | 名前 | どんなもの |
|---|---|---|
| 1 | カリシラット | フィリピンとインドネシアの武術。棒やナイフなど武器を使う |
| 2 | 修斗 | 日本発の総合格闘技。打撃・投げ・寝技すべて |
| 3 | ジークンドー | ブルース・リーが創始した武術 |
| 4 | 剣術 | 刀を使う日本の武術 |
| 5 | ブラジリアン柔術 | 寝技・関節技・絞め技が中心 |
つまり数え方が2つあります。
- 資格で数えると3つ(カリ・ジークンドー・USA修斗)
- 本人の申告で数えると5つ(+剣術・ブラジリアン柔術)
ブラジリアン柔術は黒帯!3年前は茶帯だった
本人が「5番目」と言っているブラジリアン柔術ですが、ここが実はいちばん動きがあります。 2023年9月、米ラスベガスで開かれたIBJJFワールドマスター柔術選手権に出場したときの階級はこうでした。2023年大会の記録
- 階級=マスター3 茶帯 ライトフェザー級
- 大会前のランキング=11位
- 1回戦=7位の選手に判定勝ち
- 2回戦=2位の選手に一本負け
黒帯になったのは2024年12月7日でした
茶帯から黒帯に変わった日も分かりました。 2024年12月7日、通っている道場の帯授与式で、ヘッドインストラクターの橋本知之さんから黒帯を授与されています。道場の公式インスタグラムに、当日の写真つきで投稿されていました。 このとき本人が残した「今日から黒帯、修羅の道」という言葉が、いくつかのメディアで見出しになっています。黒帯を取ってゴールではなく、そこからが始まりという受け止め方なんですよね。 翌年の2025年3月には、ドキュメンタリー番組『情熱大陸』が2週連続で岡田さんを取り上げていて、この道場での稽古にもカメラが入っていました。| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2023年9月 | ワールドマスターに茶帯で出場 |
| 2024年12月7日 | 黒帯を授与 |
| 2025年3月 | 『情熱大陸』で稽古に密着 |
| 2026年1月 | ヨーロピアンに黒帯で出場 |
2026年1月のヨーロピアンは黒帯で出場
そして2026年1月、ポルトガル・リスボンで開かれたIBJJFヨーロピアン2026に黒帯ライトフェザー級で出場し、1回戦をペナルティ1つの差で落としています。 対戦相手について、岡田さんは「世界のレジェンドと戦えた」という趣旨のコメントを残しています。ブラジリアン柔術の創始者一族につながる選手だったと報じられていて、勝ち負け以上に、そこに立ったこと自体が本人にとって大きかったようです。| 時期 | 大会 | 帯 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 2023年9月 | IBJJFワールドマスター2023 | 茶帯 | 2回戦で一本負け |
| 2026年1月 | IBJJFヨーロピアン2026 | 黒帯 | 1回戦でペナルティ差の惜敗 |
玉木宏さんと同じ大会に出ていました
もう一つ面白かったのが、岡田さんと玉木宏さんは同じ道場に通っていることです。 2人が所属しているのは、東京都内のブラジリアン柔術アカデミー「ARTA BJJ広尾」。黒帯を授与された当時は「カルペディエムBJJ広尾」という名前で、2025年10月に新しいアソシエーションとして再出発しています。そのお披露目の場にも、2人そろって登壇していました。 道場が同じなので、大会もそろって出ています。2023年のワールドマスターがそうでした。| 階級 | 結果 | |
|---|---|---|
| 岡田准一さん | マスター3 茶帯 ライトフェザー級 | 2回戦敗退 |
| 玉木宏さん | マスター3 青帯 フェザー級 | 2回戦敗退 |
調べてみて思ったこと
ここから少し個人的な話をさせてください。 わたしが岡田准一さんの格闘技を意識したのは、2007年のドラマ『SP』でした。あの動きを見て「役のために練習したんだろうな」くらいに思っていたんです。 でも今回、資格の数と柔術の帯を並べてみて、順番が逆だったんだなと思いました。役のために身につけたのではなく、身につけたものが役につながっている。しかも黒帯を「5番目に得意」と言ってしまう人の、1番目がどのくらいなのか想像がつきません。 もう一つ引っかかったのが、2023年に茶帯で負けて、2026年は黒帯で出ているところです。負けた大会にもう一度戻るのって、いちばん気が重いやつだと思うんですよね。しかも本業は俳優で、映画の撮影も宣伝の仕事もある。 うちは子どもが3人いるので、毎週決まった曜日に自分の時間を確保するだけでもけっこう大変です。習い事を1つ続けるのすら家族の予定と天秤にかける。それを5種類、しかも資格や帯が付くところまで積んでいると数字で見せられると、さすがに言い訳ができないなという気持ちになりました。まとめ
岡田准一さんの格闘技について、分かったことをまとめます。- 本人がXで挙げた「得意な順番」はカリシラット・修斗・ジークンドー・剣術・ブラジリアン柔術の5つ
- 紹介記事で「3種類」と書かれているのは、インストラクター・師範の資格を持つ3つ(カリ・ジークンドー・USA修斗)を数えているから
- ブラジリアン柔術は黒帯。2023年の世界大会では茶帯だった
- 2023年のワールドマスターはマスター3 茶帯 ライトフェザー級・ランキング11位で2回戦敗退
- 2026年1月のヨーロピアンは黒帯で出場し、1回戦をペナルティ差で落とした
- 同じ2大会に玉木宏さんも出場していた




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