・24時間テレビの提供読みはいつからやってるの
・新人アナウンサーはいつ読んでたの
・今はどうなってるの
・なんで記憶に残ってるの
・新人アナウンサーはいつ読んでたの
・今はどうなってるの
・なんで記憶に残ってるの

提供読みが最後だったのは1991年の第14回です
まず、いちばん驚いたところから書きます。| 回 | 第14回 |
| 年 | 1991年 |
| 何があったか | 提供クレジットに現在も続いているアニメーションが付いた年。そして「このコーナーは…」で始まる提供読みが、この回で最後になった |
1992年から1999年まで、新人アナが読んでいたのは「募金の案内」でした
では、新人アナウンサーの記憶は何なのか。ここがこの記事の答えです。第15回(1992年)から第22回(1999年)まで
その年に入社した新人アナウンサーが
「今年も次の場所で募金を受け付けています」などとコメントして
アイキャッチのVTRに切り替えていた
読んでいたのは提供クレジットではなく、募金会場の案内です。
番組の中には3分間のミニローカル枠が15回ほど設けられていて、そこへ切り替わるときの「つなぎ」を新人アナが担当していた、という形になります。8年間つづいた恒例なので、この時期に見ていた人の記憶に残っているのは当然です。
その年に入社した新人アナウンサーが
「今年も次の場所で募金を受け付けています」などとコメントして
アイキャッチのVTRに切り替えていた
「提供読み」と「新人アナが出てくる短いコメント」が、記憶の中で1つになっているのだと思います。どちらも番組の区切りに入る、短い、決まった形の読みなので、混ざってもおかしくありません。
その前年、1990年には表示の形も変わっていました
提供読みが消えるまでには、前段があります。| 回 | 年 | 提供クレジットまわりの動き |
|---|---|---|
| 第13回 | 1990年 | 提供クレジットを全面表示から画面下部表示に変更 |
| 第14回 | 1991年 | 提供クレジットにアニメーションが付く/提供読みはこの回が最後 |
1992年の作り変えを手がけたのは、クイズ番組のチームでした
新人アナが登場する1992年の話に戻ります。 この年の大きなテコ入れを担当したのは、『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』や『マジカル頭脳パワー!!』を手がけた「日本テレビクイズプロジェクト」のメンバーでした。日本テレビの制作スタッフ4人(小杉善信さん・渡辺弘さん・吉川圭三さん・五味一男さん)と、番組制作会社ハウフルスの社長・菅原正豊さん。この5人が総合演出・プロデューサー・ディレクターとして参加し、番組のエンターテインメント化を打ち出しました。改革そのものが「クイズプロジェクトの成果・集大成」とされています。
つまりチャリティー番組の立て直しを、クイズ番組のヒットメーカーがやったわけです。ここは調べていていちばん意外でした。
そして新人アナウンサーが短いコメントを読む形は、この改革の中から生まれています。前年までは各コーナーごとに放送時間をはっきり区切っていたものを、番組全体を流れで見せる形に変えた。その切り替えの「つなぎ」として新人アナが使われた、という順番です。
2019年までは「この放送は〜の提供でお送りします」でした
提供読みが無くなったあと、提供クレジットはこういう形になりました。 提供社名の上下に、「この放送は(ここからは・ここまでは・ひきつづき)」「の提供でお送りします(しました)」という文言が付く。この形が第42回(2019年)まで続いています。 読み上げではなく、画面に文字で出す形です。ここでも人の声は使われていません。今の新人アナウンサーは、司会として出ています
では現在はどうなっているか。 日本テレビの新人アナウンサーが、先輩アナウンサーと一緒に司会として参加する——これが今の形です。かつては日テレジェニックが出演するのが恒例でしたが、そこが新人アナに変わりました。 系列局も同じで、2025年の第48回では読売テレビの新人アナウンサー3人が出演しています。読むのではなく、番組に出る。役割そのものが変わっているわけです。 今年の放送は、この直後の特番までつながっています。【追記 2026年9月1日】第49回(2026年)はこうでした
8月29日〜30日の『24時間テレビ49』が終わったので、分かったことを足しておきます。 2026年4月に日本テレビへ入社した新人アナウンサーは、髙橋優菜(たかはし ゆな)アナと村上彩人(むらかみ さいと)アナの2人です。6月2日に『ZIP!』の公式Xが、初めてのテレビ生出演として2人を紹介していました。 その2人が今年立っていたのは、スタジオではなく横浜の日産グローバル本社ギャラリーで開かれた「日産チャリティーイベント」の会場でした。役割はインフォメーション。会場からの案内役です。司会というより、進行と案内でした。一方で、本編で提供読みが復活したという情報は見つかりませんでした。Xには「今年 日テレに入社された新人アナウンサーの自己紹介&各スポンサー提供読みは一切やらないんだね」と、フジテレビの27時間テレビと比べて残念がる投稿も流れていました。この記事で書いた②の混同が、今年もそのまま起きているということです。 新人アナがスポンサーの会場に立って、募金を案内する。読み上げという形ではなくなっても、新人アナと募金の案内という組み合わせ自体は、名前を変えて残っているのかもしれません。今度は横浜の日産本社ギャラリーのイベント会場。
— 放送少年 (@TVradiboy_main) 2026年8月29日
司会はなすなかさんともりかすさん、イベントでやってる事はいつも通り。
インフォメーションは今年4月に入社した新人アナウンサーの2人に。#24時間テレビ49
なぜ「新人アナの提供読み」の記憶が残っているのか
ここからは考察です。 理由は2つあると思っています。| 中身 | |
|---|---|
| ① | 1992年〜1999年の記憶。新人アナが短いコメントを読んでいた8年間が、そのまま「提供読み」として残っている |
| ② | フジテレビの27時間テレビとの混同。あちらは新人アナウンサーが提供クレジットを読み上げるのが名物になっていて、担当した人の名前まで記録が残っている |
「提供読み上げだけは見る」と書かれるくらい、この企画は愛されているということでもあります。私は
— 安土あみ (@hop9142) 2026年8月29日
24時間テレビは新人アナウンサーの提供読み上げだけは見るわ
ここからは個人的な話です
調べていて、いちばん手が止まったのは1991年という年でした。 平均視聴率6.6%で過去最低。責任を取る形でプロデューサーが降板し、音楽監督も同じ年に番組を離れる。そして提供読みも、この回で最後になる。1つの時代が終わった年だったんだな、というのが数字と出来事の並びから伝わってきます。 そのうえで翌1992年から、クイズ番組を手がけていたチームが入って番組を作り変える。新人アナが募金の案内を読み始めるのも、その改革の中の1つです。「新人アナが出てくる」という形自体が、テコ入れの産物だったわけです。そう考えると、今の新人アナが司会として出ているのも、地続きの話に見えてきます。 あと、これは完全に余談なんですが、うちには子どもが3人いて、24時間テレビの時間帯はだいたいバタバタしています。ちゃんと座って見ていられる時間がほとんどないので、記憶に残っているのは断片ばかりです。だからこそ「あれって何だったっけ」を後から調べると、思っていたのと違うことがけっこう出てきます。今回の提供読みもそうでした。記憶って、番組をまたいで混ざるんですね。 今年の担当や、放送で気づいたことがあれば、この記事にも追記します。まとめ
・24時間テレビの提供読みは1991年(第14回)で最後
・新人アナウンサーが読んでいたのは1992年〜1999年の8年間で、中身は募金会場の案内
・提供クレジットは文言表示に変わり、2019年(第42回)までその形
・今は新人アナウンサーが司会として参加する形
・「新人アナの提供読み」の記憶は、8年間の記憶と27時間テレビとの混同が重なったもの
調べる前と後で、いちばん見方が変わったネタでした。
・新人アナウンサーが読んでいたのは1992年〜1999年の8年間で、中身は募金会場の案内
・提供クレジットは文言表示に変わり、2019年(第42回)までその形
・今は新人アナウンサーが司会として参加する形
・「新人アナの提供読み」の記憶は、8年間の記憶と27時間テレビとの混同が重なったもの
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