はじめに|子育て中のママ・パパなら一度は気になる“あの問題”
YouTubeやTikTokで子ども向け動画を見せていると、
「ん?なんか変な動画が混ざってない?」と思うこと、ありませんか?😟
最近またSNSで話題になっている “エルサゲート” は、
まさに“子ども向けに見えるのに、中身が不適切”という問題を指します。
私自身も子育て中なので、
「安全だと思って流していたのに…」という声が他人事ではなく、今回しっかり調べました。
この記事では
・エルサゲートの意味
・どんな動画が危険なのか
・最近の事例
・親ができる対策
を分かりやすくまとめていきます。
🧊 エルサゲートとは?

見た目は子ども向けなのに、不適切な内容を含む動画の総称です。
元々は海外で問題になり、
特に YouTube Kids にまで紛れ込んだことで世界的に注目されました。
代表的な特徴
- 人気キャラ(エルサ、スパイダーマン、ミニオンなど)を使用
- アニメ・CG・コスプレなど“子どもが好きそう”な見た目
- なのに内容は…
- 暴力や犯罪行為
- 妊娠・出産など性的表現
- 流血・ホラー
- 子どもが不安になる演出
- タイトルやサムネは完全に“キッズ向け”
つまり、子どもの興味をひく見た目で油断させ、刺激の強い内容を見せてしまうのが最大の問題点です。
🧊 なぜ“エルサ”なの?
「アナと雪の女王」のエルサは世界的な人気キャラクター。
- 子どもが“勝手に再生する可能性が高い”
- 青・白を基調とした配色が目立ちやすい
- AIやCGでも作りやすい
こういった理由から、キャラが“悪用”されてしまったと言われています。
📌 エルサゲートが再び話題になる理由(2024〜2025)
ここ1〜2年で再注目されている理由は、以下の通りです。
✔ TikTokで“エルサゲート風”編集が増加
完全にアウトではないけれど、
「キッズ動画風なのに妙に不気味」「不安をあおる編集」
といった動画が増え、話題に。
✔ YouTubeのアルゴリズムが問題視
関連性のある動画が次々表示されてしまうため、
一度見てしまうと同ジャンルが“連鎖的に”流れてくることも。
✔ SNSで注意喚起の投稿が流行
X(旧Twitter)で
「子どもに見せていたら変なのが出てきた」
という投稿がシェアされ、親世代の中で再燃。
⚠️ 実際にどんな内容が危険?(例を紹介)

具体例を挙げると、こんな動画が“エルサゲート”とされています。
・キャラ同士の暴力シーン
・妊娠・出産を過度に強調した表現
・注射・薬物・血の描写
・顔が急に変形して驚かせるジャンプスケア
・子どもが真似してはいけない危険行為
見た目は明るい色彩やポップなBGMなのに、
中身は大人でも「え?」と思う内容が混ざることも。
🔍 どこで見かけやすい?
主にこの2つで報告が多いです。
✔ YouTube(特に自動再生)
子どもが同じジャンルを見続けていると、
関連動画が混ざりやすいのが難点。
✔ TikTok
短い動画×興味をひくサムネで “不気味系キッズ動画” がバズりやすい。
👨👩👧 親ができる安全対策

危険をゼロにはできませんが、リスクはしっかり減らせます。
🔒① YouTube Kids の視聴制限を強化
- 年齢フィルター
- 視聴履歴の確認
- 「許可した動画のみ」に設定
📴② 自動再生をOFFにする
関連動画から“危険な一本”が紛れ込みにくくなります。
🏷③ チャンネルを選ぶ
公式チャンネル・教育系・知育アニメなど、
“信頼できる制作元”だけに絞るだけでも安心度UP。
⏳④ 画面の“完全おまかせ”を避ける
家事中でも、
「今なに観てる?」だけでも聞く・覗くとリスク軽減に。
🧭 代わりに安心して見せられる動画ジャンル
- 知育アニメ(しまじろう、ワンワンなど)
- 公式ディズニー・公式NHKチャンネル
- 図鑑系・動物系
- マインクラフト等“実況だけ”の落ち着いた動画
まとめ|正体を知るだけで、子どもを守れる
エルサゲートは、
「子ども向けに見えるのに、内容が不適切」
という点がもっとも危険視されています。
ただ、ポイントさえ知っていれば
親としてできる対策もたくさんあります。
- エルサゲートの特徴を知る
- 自動再生を切る
- 視聴チャンネルを絞る
- 不安なときは一緒に確認する
子どもが安心して楽しめる動画環境を、
一緒に整えていきましょう✨



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